新進インテリアデザイナー・ひかり（山本陽子）は、初の個展が開かれ、脚光を浴びつつあった。小さなバーの経営者・阿紀（梶芽衣子）は、ひかりの個展の新聞記事を見て驚く。２人は昔、ソープランドで一緒に働いていたのだ。その話を聞いた阿紀の愛人で売れない雑誌記者・四郎（津川雅彦）は一計を案じる。人に言えない過去を背負って生きる新進気鋭の美人インテリアデザイナーと、その秘密をかぎつけた雑誌記者とが繰り広げるシリアスコメディ。暗い過去を持つデザイナーの姿を通して、〝過去〟の重みや、人生の真実を描いていく。美しく聡明な独身インテリアデザイナー・ひかりに山本陽子、彼女の過去を知り忍び寄る雑誌記者・四郎に津川雅彦が扮する。また劇中、山本が着用している数々のドレスはファッションデザイナー・芦田淳のデザインによるもので、ファッション面でも視聴者の目を楽しませてくれた話題作。【以上、TV LIFE編集部編「1980年代全ドラマクロニクル」（2009/04/10、学習研究社刊）より引用】【参考文献：TV LIFE編集部編「1980年代全ドラマクロニクル」（2009/04/10、学習研究社刊）】