山村美紗の原作を中島貞夫監督、田村正和主演でドラマ化した作品。名カメラマン島村が、映画村のオープンセットで撮影中にふかん台から墜落し意識不明となる。その時、一緒にふかん台にいたのは助手の仲本だけ。本番中のため全員の目が撮影中の大名行列に注がれており、目撃者はいない。仲本は頑固で偏屈な島村に十三年間も助手をつとめ、周囲の評判もいい。捜査は事故という見方が強まるが、島村の養女の由美子は仲本の態度に不審なものを感じていた。【以上、東映チャンネル番組広報資料より引用】当時の東映太秦映画村で実際にアトラクションとして存在していた蔵と蔵の間を行き来する機械仕掛けの忍者の人形に変装して殺人を遂行するというトリックで、本放送で視聴した当時、かなり無理なトリックだと思えたのだが、むしろその荒唐無稽さが強烈に焼き付いて今でも記憶に残る作品になっている。【その他のクレジット表示】協力：ホリデイ・イン・京都。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】
| キー局 | ABC | 放送曜日 | 土 | 放送期間 | 1980/05/24～1980/05/24 |
| 放送時間 | 21:02-22:51 | 放送回数 | 1 回 | 連続/単発 | 単発 |
| 番組名 | 土曜ワイド劇場（第139回） | ||||
| 主な出演 | 田村 正和、夏 純子、西村 晃、成田三樹夫、金沢 碧、火野 正平、岩尾 正隆、高月 忠、橘 麻紀、三島ゆり子（木内三枝子）、林家 珍平、広瀬 義宣、中村 錦司、北村 英三、大木 晤郎、司 裕介、志茂山高也、白井 滋郎、都 はるか、千草美年子、扇町 陽子、進藤 盛裕、小田 正作、疋田 泰盛、森 源太郎、波多野 博、宮城 幸生、細川 純一、泉 好太郎、那須伸太朗、富永佳代子、桂 登志子、石屋 智子、矢野 幸男、妹尾 和夫、鳥井 敏彦、木下 通博、タンクロー、大月正太郎、松方 弘樹（クレジット表示なし）、山田 良樹（小山田良樹）（クレジット表示なし）、（擬斗：三好 郁夫（東映剣会）） | ||||
| 主な脚本 | 中島 貞夫、関本 郁夫 | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | 三村 敬三（東映）、篠塚 正秀（東映）、仲川 利久(ABC) | ||||
| 主な演出 | （監督：中島 貞夫）（助監督：石本 俊治）（記録：石田 照） | ||||
| 原作 | 山村 美紗「京都映画村殺人事件」（書名のクレジット表示はなし） | ||||
| 局系列 | ANN | ||||
| 制作会社 | （制作：東映、朝日放送（ABC）） | ||||
| 制作協力 | 東映太秦映画村、関西美工 | ||||
| 制作 | （製作担当：田村 祐夫）（進行主任：丹羽 邦夫）（演技事務：下川 護） | ||||
| 音楽 | 大野 正雄、（整音：格畑 学） | ||||
| 撮影技術 | 勝木 勝夫、（照明：山下礼二郎）（録音：大谷 厳）（編集：荒木 健夫）（現像：東洋現像所） | ||||
| 美術 | 内藤 昭、（装置：国松建設）（装飾：草川 啓）（衣裳：東京衣裳）（美粧結髪：東和美粧） | ||||
