仕組まれた事故で秘密が暴かれそうになり、口封じのために殺人を犯す男女の追い詰められた心理を描く。松本清張の「黒い画集」シリーズが原作。深夜、三千代（山本陽子）の家に、山宮（火野正平）が運転するトラックが突っ込む事故が起きる。ただの居眠り運転で処理される事故だったが、実は興信所の久子（野際陽子）が山宮をそそのかして起こした事故だった。久子は三千代の夫（渡辺文雄）の依頼で三千代の素行調査をしていて、ある秘密に気づいたのだった。興信所を辞めたいと申し出た久子は、所長の加納（田村高廣）に引き止められるが、秘密を知られたと知った加納は…。【以上、NHK番組広報資料より引用】【役名（演技者）】加納和郎（田村高廣）、高田悠蔵（佐野浅夫）、山西三千代（山本陽子）、佐々（千昌夫）、山宮健次（火野正平）、山西省三（渡辺文雄）、浜口久子（野際陽子）、高田の妻（加藤土代子）、捜査課員（前沢迪雄）、刑事（安藤三男）、協成貨物社員（無双信）、高田の息子（樋田康）、山西の女（中山久美子）、興信所女子事務員（東島祐子）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】【参考資料：小林由紀子著「ドラマを愛した女のドラマ」（1995/11/06、草思社刊）】