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ドラマ 詳細データ赤い殺意

夫の出張中に強盗に強姦された妻(市原悦子)。犯人からの電話を受け、家庭を守るために思い悩む苦悩の姿を描く。平均視聴率17.5%をあげ、それまでこの昼ドラの時間帯でフジに視聴率で負けていたTBSのドラマがこのドラマで初めてフジを追い抜いた。「市原演じるごく普通の主婦が強盗に入られて暴行されるも家庭を顧みない夫とのすれ違いから強盗に好意を抱いていくというストーリー。『赤い殺意』プロデューサーの堀貞雄はなぜ市原を主演に選んだのでしょうか。(堀貞雄は語る)「帯の主役は半年間の撮影ですからスケジュールが空いていないと困る。(市原悦子は)俳優座を辞めて自分たちで番衆プロダクションを作って活動し始めたのですぐには仕事がないのではと。それで市原悦子さんに決めて、市原さんの演技力なら多分大丈夫、という気持ちではじめました」。その起用がずばりはまりました。日常のごくありふれた主婦が墜ちていく姿にお茶の間の主婦たちは釘付けに。昼ドラながら平均視聴率17%という大成功を収めたのです。【この項、テレビ番組「ザ・ドキュメンタリー「“家政婦は見た!”女優・市原悦子の真実」」(2019/09/11放送、BS朝日)より引用(構成:政宗史子氏)】」市原悦子は対談で原作にはない高岡尚平脚本の独自の視点を語っていた。「高岡尚平先生が書かれた『赤い殺意』の脚本は、強姦された女房が強姦した男に惹かれていくよういなっていたでしょ、そこがポイントでしたね。そりゃ、見る人はショックでしょう。考えちゃうわね。そういうふうに問題を投げかけたことは大きいですよね。高岡先生は善悪についてこだわりを持ってらしたと思うの。だから創作の途中でも、なんでそんなに悩むんだろうって思ったことあるわ。極めようとする心って、やっぱりピンときますよね。そして信頼しますよね。だから私も一緒に巻き込まれて悩んでしまう。それがそのまま画面に出て来るわけですから、お客さまも巻き込みますよね。レイプした男に惹かれていくなんて、あるまじきことなんだけど、女の心の中ってそういうものがあるんじゃないかと。同時に夫というものの存在が女房にとってどういうものであり、これでいいのだろうかと、ここにもまた視線が向けられるんです。【この項、市原悦子著「やまんば 女優市原悦子43人と語る」(2013/09/20、春秋社刊、構成:沢部ひとみ)より引用】」提供:花王石鹸。【参考資料:テレビ番組「ザ・ドキュメンタリー「“家政婦は見た!”女優・市原悦子の真実」」(2019/09/11放送。制作:ViViA、BS朝日、EX。構成:政宗史子、ディレクター:西田修・安藤幹・尾嶌幸佑、プロデューサー:中嶋豪・鈴木則寿・中澤慎吾・谷村幸治・佐々木豊・村田卓・大滝佳行)、書籍「やまんば 女優市原悦子43人と語る」(2013/09/20、市原悦子著、春秋社刊、構成:沢部ひとみ)、書籍「日本映画俳優全集・男優編」(1979/10/23キネマ旬報社刊)、書籍「劇団ひまわり30周年史」(1981/09/22発行、発行所:株式会社劇団ひまわり)、書籍「日本タレント名鑑'81」(1980/12/30、VIPタイムズ社発行)[坂牧明の項]】
キー局 TBS 放送曜日 月~金 放送期間 1975/05/06~1975/07/04
放送時間 13:00-13:30 放送回数 45 回 連続/単発 連続
番組名 花王愛の劇場
主な出演 市原 悦子高津 住男新倉  博小栗 一也中野  健安田 泰三上野 郁己和気ますみ坂牧  明根上  忠
主な脚本 高岡 尚平
主なプロデューサ 堀  貞雄大下 晴義
主な演出 (監督:高橋 繁男
原作 藤原 審爾
局系列 JNN
制作会社 (制作:東京映画、TBS)(代理店:電通(クレジット表示なし))
主題歌 ジュディ・オング「愛は生命」(作詞:石坂まさを、作曲・編曲:土田啓四郎
撮影技術 西川 芳男

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