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ドラマ 詳細データ日本沈没

「日本が沈む」という卓抜な発想で描かれ、戦後最大のヒットとなった小松左京原作「日本沈没」のテレビ初ドラマ化作品。1974年に5億円余の制作費を投じ、空前のスケールで描かれたTVシリーズの「日本沈没」は、主人公・小野寺俊夫の青春彷徨のロマンを描いた作品で、大いなる戦い「日本沈没」に挑戦した男のドラマでもある。初回に21.3%もの最高視聴率を記録。主役を演じたのは村野武範、彼の愛に青春を賭けるヒロインを由美かおる、日本沈没を最初に予言する天才学者役を小林桂樹がそれぞれ熱演した。1974年初秋、深海潜水艇の操縦者・小野寺俊夫(村野武範)はわだつみ号を操縦して田所博士(小林桂樹)とともに伊豆沖に潜った。小野寺は海底調査の仕事が終わり次第、旅行しようと婚約者・森下悦子(望月真理子)を伊豆に待たせていた。ふたりは半年後の挙式をひかえ太陽のような幸せに包まれていた。その頃、令嬢・阿部玲子(由美かおる)はテニスコートで伸びやかにボールを打っていた。わだつみ号が一万メートルの海底に達したとき、蛇のような亀裂を見て田所は顔色を変えたがそれを問う間もなく、艇は強烈な直下地震に見舞われた。この地震で小野寺は悦子を失った。田所の強引な予定変更で地震にあった小野寺は悦子の遺体を前に男泣きに泣いた。小野寺には田所への憎しみが湧き上がっていた。数日後、田所は姫路を地震が襲うから再び艇を操縦してくれと依頼してきたが、小野寺は二度と田所の仕事はごめんだと蹴った。その夜、小野寺は玲子と奇妙な出会いをしたが、三日後、田所の言葉どおり姫路に地震が起き、続いて太平洋上の小島が一夜で海底に沈没したという報せを受けた…。【以上、TBSチャンネル広報資料より引用】大ヒットした劇場映画のテレビドラマ化。部分的に劇場用映画で使用された映像も転用。日本各所で地震が勃発している状況とはいえ、主人公の行きところに行くところになぜか都合良く地震が発生するご都合主義的な不自然さが多少漂うが、スケールの大きい特撮ドラマに仕上がった。番組冒頭に「この物語は一人の作家が書いた空想科学ドラマである」との断りが表示されている。五木ひろしの主題歌も味わいと余韻がある。【その他のクレジット表示】協力:ローマ岩島(1)、熱川温泉ホテル(1)。【各回サブタイトル】第一回「飛び散る海」(1974/10/06放送)、第五回「いま、島が沈む」、第十一回「京都にオーロラが!!」、第十二回「危うし京の都(「都」にルビ「みやこ」が付く)」、第十三回「崩れゆく京都」、第十四回「明日の愛(「明日」にルビ「あした」が付く)」、第十五回「大爆発・海底油田」、第十六回「鹿児島湾 SOS!」、第十七回「天草は消えた!」、第十八回「危機せまる小河内ダム」。【役名(演技者)】小野寺俊夫(村野武範)、阿部玲子(由美かおる)、田所博士(小林桂樹)、ニュースキャスター(新堀俊明)。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成(1)(5)(11)-(18))】【参考資料:書籍「劇団ひまわり30周年史」(1981/09/22発行、発行所:株式会社劇団ひまわり)】
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1974/10/06~1975/03/30
放送時間 20:00-20:55 放送回数 26 回 連続/単発 連続
主な出演 村野 武範村野 武憲)(1)(5)(11)-(18)(26)(27)、由美かおる(1)(5)(11)(13)(14)(16)(26)(27)、小林 桂樹(1)(5)(11)-(16)(18)(26)(27)、細川 俊之(1)、仲谷  昇(1)(5)、新堀 俊明(1)、鳳  啓助志織 慶太)(1)(11)(12)(14)(27)、京  唄子(1)(11)(12)(14)(27)、丹阿弥谷津子(1)、望月真理子(1)、マリ・クリスティーヌ(1)(16)、岡本 信人(1)(5)(15)、橋本  功(1)(14)(16)(27)、沢田亜矢子(1)(15)、今井 和子(1)、佐原 健二(1)(5)(14)、小栗 一也(1)、下條 正巳下条 正己)(1)、佐々木孝丸(1)(11)、松下 達夫(1)、小塙 謙士(1)(5)、幸田 宗丸(1)、伊豆  肇(1)、加藤 茂雄(1)(6)(19)((1)はクレジット表示なし)、阿部百合子佐々木勝彦(2)、関根世津子(3)、鈴木 治夫(3)、石山 克己(3)、正司敏江・玲児正司 敏江正司 玲児)(4)、佐藤  健(4)、八木 和子(4)、池水 通洋(4)(7)(9)、村井 国夫(5)(6)、津野 哲郎佐東 朝生)(5)、木田三千雄(5)、新井つねひろ(5)、山瀬  洋(5)、岩城けい子(5)、桂木 美加(5)、勝部 義夫(5)、草間 璋夫(5)、夏木 順平(5)、榊田 敬二(5)(20)、堺 左千夫(6)、頭師 孝雄(6)、守田比呂也(6)、広瀬 正一(7)、所  雅樹(7)、宮村 義人(7)、佐田  淳(7)、柳谷  寛(8)、猪野剛太郎(8)、和久井節緒(8)、八幡 洋之(8)、松村みゆき(8)、大和田 獏(9)、玉川伊佐男(9)、三津田 健(9)、永井 玄哉(9)、大村  崑(10)、大門 正明(10)(27)、新井 春美(10)、高原 駿雄(10)、亀谷 雅彦(10)、藤田 康之(10)、大貫 幸雄(10)、高橋  務(10)、黒沢 年男黒沢 年雄)(11)-(13)(16)-(18)(26)、中村鴈治郎2代目)(11)、内田 朝雄(11)(16)、東野 孝彦東野 英心)(11)(12)(27)、三重街恒二(11)(16)、村上 幹夫(11)、麻里とも恵麻里ともえ麻理ともえ佐藤 康子阿川 泰子)(11)、夏  純子(12)(13)(27)、根上  淳(12)(13)(27)、市川  治(12)、作間  功(12)(15)、藤田 ゆみ(12)(13)、針谷 弘之(12)、藤井 敏夫(12)、山村  聰山村  聡)(13)(27)、近藤  準(13)、斉藤 英雄(13)、田中 志幸(13)、相原 巨典(13)、トニー・セテラ(13)、久米 勲夫(13)、竹渕 真一(13)、五木ひろし波野たかし松山まさる一条 英一三谷  謙中川  淳)(14)、荒谷 公之(14)、矢野間啓二(14)、穂積 隆信(14)、柳生  博(14)、和田 麻里(14)、五島 義秀(14)、益子 隆充(14)、浜  美枝(15)、柳沢 真一(15)、新  克利(15)、山田 禅二(15)、池田 生二(15)、フランツ・グルーバー(15)、林  寛一(15)、吉中 正一(15)、貝   武(15)、安田 泰三(15)、牧  伸二(16)、田坂  都(16)、神田  隆(16)、勝部 義夫(16)(17)、小松英三郎(16)、石井 宏明東宮 秀樹石井 一雄)(16)、小川 知子(17)(18)、林家木久蔵初代)(林家木久扇)(17)、武智 豊子(17)、高津 住男(17)、弘松 三郎(17)、細井 利雄(17)、石矢  博(17)、山田 孝子(17)、市川  殆(17)、木島  幸(17)、大沢総一郎(17)、大浦  隆(17)、佐古 雅美(17)(24)、藤木  悠(18)、下條アトム下条アトム)(18)、水沢 アキ(18)、石井 富子石井トミコ)(18)、有馬 昌彦(18)、藤井 敏夫(18)、門脇 三郎(18)、鹿島 信哉(19)(22)(23)、竹井みどり(19)、鍋谷 孝喜古代 一平)(19)、千石 規子(19)、保積 ペペ(19)、小原 秀明(19)、福崎 和宏(19)、大理  淳(19)(25)、加茂さくら(20)、草薙幸二郎(20)、宇留木康二(20)、岩城 睦子(20)、江村 和紀(20)、吉田 義夫(21)、小川 安三(21)、伊藤よし子(21)、中島 公子(21)、川添三千代(21)、古堀  宏(21)、川口 敦子(21)、福田 豊士(21)、カーリー カワサキ スヤマ号(21)、山添三千代香川 三千)(21)、北沢 典子(22)、小倉 一郎小倉 蒼蛙)(22)、水谷 邦久(22)、鈴木 和夫(22)、高野 浩幸(22)、中村 亜子亜湖)(22)、土屋 嘉男(22)、杜沢 泰文杜澤たいぶん)(23)-(25)、山岸 成美(23)、永谷 悟一(24)、寺本  梢(24)、吉田めぐみ(24)、ポーラ・野沢(24)、平野  康(24)、石田  徹(24)、今井 和雄(25)、若原 初子(25)、田川 恒夫(25)、ハリー・ブラウン(25)、曽我 町子(26)、小鹿  番(26)、大井 小町(26)、酒井 郷博(26)、池田 義彦(26)、田中 邦衛劇団ひまわり、(技斗:宇仁 貫三(15))(ナレーター:内藤 武敏(1)(5)(11)-(18)(26)(27))
主な脚本 山根優一郎(1)(11)-(13)(16)-(18)、石堂 淑郎長坂 秀佳(5)(14)(15)
主なプロデューサ 斉藤  進斎藤  進)、小倉  斉橋本 洋二(TBS)、安田 孝夫(TBS)、(プロデューサー補:広川  恭
主な演出 (監督:福田  純(1)、西村  潔(18)、長野  卓(5)(14)(15)、山際 永三(16)(17)、金谷  稔(11)、真船  禎(12)(13))(助監督:新城  卓(1)(5)(14)(15)(18)、浅田 英一(1)、神沢 信一(5)(11)-(18)、真川 敏夫(11)(16)(17)、萩原鐵太郎(12)(13))(特殊技術:田渕 吉男田淵 吉男)(1)、高野 宏一(11)-(13)(16)-(18)、川北 紘一川北 絋一)(5)(14)(15))(特別スタッフ:竹内  均東京大学教授)、大崎 順彦東京大学教授))(殺陣:宇仁 貫三(3)(11))(記録:天野 春代(1)(5)(12)(13)、中野 正子(1)、吉沢 幸子(5)、沢田 享子(11)、徳永絵里子(11)、中野 真弓(12)-(18)、佐久間清子(14)(15)(18)、沢田 京子(16)(17))
原作 小松 左京光文社版
局系列 JNN
制作会社 (制作:東宝映像、TBS)
制作 (制作担当:塚原 正弘(1))(制作主任:内田 貴夫(1)、棚網 則男(1)(5)(11)-(18)、湯原 正男(5)(12)(13)、船津 英恒(11)(16)(17)、高木 正幸(14)(15)(18))
企画 田中 友幸
音楽 広瀬健次郎、(整音:東宝録音センター)(効果:東宝効果集団
主題歌 五木ひろし波野たかし松山まさる一条 英一三谷  謙中川  淳「あしたの愛明日の愛)(誤り…あすの愛)」(作詞:山口 洋子、作曲:筒美 京平)(徳間音工)、(挿入歌:五木ひろし「小鳥」)
撮影技術 長谷川 清(1)(5)(11)(16)(17)、鶴見 孝夫(1)(5)、内海 正治(12)(13)、山本  武(11)-(15)、永井 仙吉(14)(15)(18)、唐沢 興生唐沢登喜麿)(16)-(18)、(録音:林 頴四郎(1)(5)(11)-(13)(16)(17)、矢野口文雄(14)(15)(18))(照明:大口 良雄(1)、出竹 秀夫(1)(5)(14)(15)(18)、池田 泰平(5)(11)-(13)(16)(17)、広沢 賢次(11)-(18))(光学撮影:宮西 武史)(光学作画:川名  正(14)-(18))(編集:船沢 昌介)(現像:東洋現像所
HP
美術 伊東 正靖(1)(5)(11)-(13)(16)(17)、山口  修(1)(5)(11)-(18)、篠川 正一(14)(15)(18)、(操演:沼里企画)(衣裳:京都衣裳)(美粧:山田かつら店)(衣裳協力:ローマ岩島(11)-(18))

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