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ドラマ 詳細データおきあがりこぼし(ねんころり…企画時タイトル)

キャバレー回りの楽団に働く無名のギタリストが、妻を亡くした失意から再起する物語。放送第1回目の段階での読売新聞の当時の批評は以下のとおり意外に辛口である。「製作者は〝グレン・ミラー物語 日本版〟を目ざしている。無名のギター奏者が人気者となり、突然指の自由を失って失意のどん底にたたき落とされるが、周囲の暖かい励ましや友情で作曲家として再起する――そんな筋立ては、たしかに類似点を持つ。ただし根本的な違いは、この作品がミュージカルではなく植木等主演の軽喜劇である点だ。第一回は、小さなジャズバンドのギタリスト・西崎真二(植木等)が、初めて父親になるまでの周辺を描いている。明るく楽天的な西崎は、妻・米子(馬淵晴子)の出産に浮き浮きしている。貧しい西崎に周囲の仲間、トロンボーンの山根(谷啓)、ピアノの富田(桜井センリ)、アパート管理人の林(犬塚弘)、スナック経営者の娘房子(亀井光代)がやさしく力を貸す。しかし、米子は出産と引きかえに出血のため重体となる。主演の植木等の演技は、例によって映画、テレビでおなじみの手なれた喜劇調。日曜日の就寝前、なにか軽いコメディーをと所望する人には、相変わらずのマンガ調でこたえてくれる。しかし、主人公も含め、登場人物がみな底抜けの善人という設定は深みがない。それと、第一回を見た限りでは、淡々と小器用にギャグをつなぐだけで、植木らのミュージシャンとしての特性を発揮する〝見せ場〟のないことが、せっかく腕達者な出演者を集めているだけに惜しい気がする。【この項、読売新聞1970/11/29付「試写室」より引用(署名:(濱))】」提供:富士急行、エスエス製薬。
キー局 NTV 放送曜日 放送期間 1970/11/29~1971/01/03
放送時間 21:30-22:26 放送回数 連続/単発 連続
主な出演 植木  等谷   啓花沢 徳衛亀井 光代犬塚  弘藤村 有弘桜井センリ小松 政夫石井 富子石井トミコ)、馬淵 晴子馬渕 晴子)、緒形 那美(4)、スマイリー小原小原 真澄)、
主な脚本 松木ひろし(1)-(3)(5)(6)、向田 邦子(4)
主な演出 (監督:坪島  孝岩内 克己
局系列 NNN
制作会社 NTV、渡辺企画

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