日本橋の呉服店の次男に生まれた定次郎（勝新太郎）は、放蕩のあげくに勘当され、小さな魚屋を営みながら長屋で恋女房のおはん（浅丘ルリ子）と仲むつまじく暮らしていた。だが、母おみち（杉村春子）の気持ちを思いやった異母兄の佐太郎（内藤武敏）が、ある日定次郎を迎えに来た。店に戻ることはおはんと別れること、身を切られる思いで家に帰る。家には祝宴が用意されていた。始めはおとなしく盃を受けていたもののおはんのことが頭から離れず、次第に悪態をつき再び勘当される。【以上、スカイパーフェクTV広報資料より引用】「勝新太郎の東芝日曜劇場初出演作品。仲代達矢の妻で女優の宮崎恭子が隆巴のペンネームで1966年に初めてフジテレビ用に書き下ろした脚本をリメイクしている。【この項、文：のよりん（野口義晃）】」【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】【データ協力：のよりん（野口義晃）】