• 水色
  • 緑
  • 紫
  • オレンジ
  • 赤
  • 小
  • 中
  • 大

ドラマ 詳細データマザー

1971年モンテカルロ国際テレビ祭ゴールデンニンフ賞(グランプリ)受賞、シナリオ賞(1971/2/28付朝日新聞では「テレビ用最優秀シナリオ」)受賞作品。1971年度芸術選奨新人賞受賞(佐々木昭一郎)対象作品。1970年度イタリア賞国際コンクール参加作品(1970/8/8付朝日新聞による)。フィルム。神戸を舞台にさまざまな人々の交流を描く。「母のない子・ケンは、ある日港・神戸へ来た。彼は語ることを拒否しているのか、あるいは多分語るべきことを持っていないのだ。その日、港町は祭りだった。花電車が走り、楽隊がパレードする。しかし、ケンが来た理由は、祭りのためではない。母を-否、彼は母のいないことを知っているために、母のイメージを求めてやって来たのだが…。『マザー』は、作者も台本もなく、登場人物はすべて素人というユニークなドラマである。国際色濃い神戸を舞台に暖かさを求める少年と、港を行きかう様々な人々との自由な会話と行動を、ドキュメンタリー手法でとらえ母親のイメージを追及しようとするもの。【この項、「週刊TVガイド」1970/08/14号より引用】」佐々木昭一郎によれば「僕の処女作」と語る(月刊「ドラマ」1998/05より)。1969年秋収録。佐々木昭一郎のテレビドラマデビュー作『おはよう、ぼくの海』は不評だった。しかし遠藤利男が佐々木昭一郎とともに同じ素材から再編集して仕上げたのが本作である。モンテカルロ国際テレビ祭受賞作として1971/02/28(日)14:25~15:25に再放送された。放送時の「週刊テレビガイド」は異色作の本作を以下のように紹介している。「作者も台本もないドラマ、出演者も全員しろうとというドラマが登場。しかも、イタリア賞テレビドラマ部門に挑戦するとあって話題をよんでいる。このドラマは、八日に放送する『マザー』。国際色豊かな神戸が舞台となっている。ここに一人の少年ケンがいて見知らぬ母親を追い求めて、彼の少年らしい心の風景を、見ず知らずの多くの人にその自由な会話を通じて描き出し、子供の求める人間のあたたかさ、さらに母親のイメージをも浮かび上がらせようとするもの。このケン少年の行動をドキュメンタリー・タッチに描きあげて、頭とシッポのあるひとつのドラマに作りあげたわけ。番組広報関係者によればこれは「ドラマでありながら、少年ケンの心のフィクションドキュメントで、同時に、それらの衝突と融合の接点できわめてテレビ的表現力をもち合せた詩の世界を構築している」と、なにやらむずかしい自賛の弁を吐いているが、イタリア賞に出すくらいなのだから、やはりユニークな作品なのだろう。【この項、「週刊TVガイド」1970/08/14号(東京ニュース通信社刊)より引用】」
キー局 NHK 放送曜日 放送期間 1970/08/08~1970/08/08
放送時間 22:10-23:10 放送回数 1 回 連続/単発 単発
主な出演 溝倉 健児(クレジット表示では横倉 健児)、ジャクリーヌ・ジャヌレイ(クレジット表示ではクリスチャンヌ・ジャヌレークリスチーヌ・ジャヌレー)、ミナ・ガトゲイ(クレジット表示ではミナ ガトゲー)、正津 房子目良 章子永井  淑(クレジット表示では永井  叔)、神戸の人々
主な脚本 佐々木昭一郎
主なプロデューサ (エグゼクティヴ・プロデューサー・川口 幹夫(クレジット表示なし))
主な演出 佐々木昭一郎、(演出助手・高田 智之(クレジット表示なし))
局系列 NHK
制作会社 NHK
制作 遠藤 利男、(コーディネーター・高田 智之)
企画 佐々木昭一郎
音楽 (音楽・効果:織田晃之祐
撮影技術 葛城 哲郎妹尾  新(妹尾氏はクレジット表示なし)、(撮影監督・妹尾  新)(照明・葛城 哲郎石橋 勝男)(タイミング・笠原 征洋

Tag Cloud

佐々木昭一郎 溝倉健児 ジャヌレイ 少年ケン ガトゲイ ドラマ イメージ 神戸 マザー 朝日新聞 語る 求める 祭り 作者 母親 会話 舞台 行動 シナリオ賞 自賛 イタリア賞テレビ... 全員しろうと 台本 正津房子 目良章子 少年 月刊 人々 来る 構築

リンクパーツ

直リンク用URL ヘルプ
引用パーツ ヘルプ


インフォメーション

クチコミ

ユーザレビュー

ドラマデータ提供