シリーズ第15作目から浅見光彦役を演じてきた中村俊介は本作をもって降板。本作収録前にレギュラー出演者だった野際陽子が死去し、本作では過去の出演映像の編集により補ったという。「ルポライターの浅見光彦（中村俊介）が難事件を解決する浅見光彦シリーズ第53弾。原作ファンの中では映像化は難しいとも噂される作品に、シリーズ第15弾『金沢殺人事件』から浅見光彦を演じてきた中村俊介が最後の主演で挑む。ヒロイン・寺沢詩織（上原多香子）の母・美咲（山下容莉枝）が病床の末、いまわの際に言い残した「思い出のトランプの本を守って」という言葉。広島の出張先で「思い出のトランプの本」の謎が解けたと電話してきた後、非業の死を遂げた詩織の父・大輔（遠山俊也）。そして詩織の元恋人までもが九州・柳川で「思い出のトランプの本」の謎を解く鍵を見つけたと詩織に手紙を出した後に殺される……。いったい「思い出のトランプの本」に隠された秘密とはなんなのか？詩織と浅見光彦が九州・柳川でその謎を追うミステリー。そして今回、数々の難事件を解決してきた浅見光彦が死ぬ!?その後の驚きの結末にご注目ください！【この項、フジテレビ広報資料より引用】」番組冒頭に「数々の浅見光彦シリーズを世に生み出されてきた作家・内田康夫先生がご逝去されました。心よりご冥福をお祈りいたします。」とのメッセージが黒地バックに表示された。協力：内田康夫財団。車両：麻生リース（クレジット表示では「麻生リーズ」と表記）。映像協力：アフロ、PIXTA。撮影協力：柳川藩主立花邸御花、柳川フィルムコミッション、北原白秋生家・記念館、万榮堂、和光市、富士見市しののめの里、日の出町、みうら映画舎、こども写真城スタジオアリス練馬谷原店、THE SAKURA DINING TOKYO、ホテルメルパルク東京、カシオ計算機。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】