立腹するとすぐ子どもたちを勘当するかたくななおやじ役に榎本健一がなり、脇役を豪華キャストで固めた正月ならではの顔見世ホームドラマ。金物問屋の主人清太郎は生来のガンコもの。つぎつぎとむすこや娘を勘当するので、いまでも戦死した長男の嫁元子と末娘しかいない。さびしい正月を心配した元子がむすこたちを呼んだのだが…。【以上、読売新聞1964/01/01付より引用】出演者の津島恵子と演出の森伊千雄は実生活で夫婦。【役名（演技者）】木沢清太郎（榎本健一）、元子（久慈あさみ）、二男・孝（小泉博）、孝の妻・真知子（津島恵子）、長男・淑子（若林映子）、三男・豊（佐原健二）、豊の妻・政美（北あけみ）、淑子の婚約者・バッキー（ジェリー伊藤）、二女・留子（田村奈巳）。