連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第91回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。「弱きを助け、強きを挫く！情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の第91回。黒山の人だかりの中、乳児を含めて１２人、いずれも首を吊るされて殺されている。やり口から見て犯人は、江戸中をふるえあがらせている吊るし首の佐吉の仕業である。盗むのは金だけ、吊るし首の縄以外、何も証拠を残したことがない。事件にあたっている伝七（中村梅之助）は何の手掛かりもなく頭を悩ませていた。折も折、五平親分のところへ神明下の芸者・小吉が女房にしろと押しかけた。怒った五平の女房・お俊は…。【この項、BS日テレ広報資料より引用】」【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、藤助（中村靖之介）、早瀬市之進（北相馬宏）、お玉（呉恵美子）、新吉（続木太郎）、六蔵（田中春男）、小吉（春川ますみ）、佐吉（天津敏）、お俊（白木万理）、多助（山本聡）、大黒屋（浅野進治郎）、胴元（市村昌治）、平太（服部哲治）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】