弱きを助け、強きを挫く！情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の第80回。上州屋の若旦那・金太郎（松山省二）は、入江町の親分・宇之助（早川研吉）と上州屋番頭・政七（島田順司）の上州屋乗っ取り計画にまんまとはめ込まれ、三年の島流しにさせられてしまった。そんな息子の後継ぎを諦めた上州屋の旦那（中村公三郎）は、政七を後継ぎにすべく、金太郎の許嫁であるお美乃（藤田淑子）との婚儀を決めた。そんな時に刑を終えた金太郎が島帰りし、敷居の高い上州屋へは帰らず、むかし世話をしたそば屋へ居候をする。そば屋のお菊（園佳也子）は改心した金太郎を哀れに思い…。【以上、BS日テレ広報資料より引用】連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第80回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、藤助（中村靖之介）、お玉（呉恵美子）、六蔵（田中春男）、金太郎（松山省二）、お菊（園佳也子）、上州屋（中村公三郎）、政七（島田順司）、喜八（二見忠男）、宇之助（早川研吉）、お美乃（藤田淑子）、熊吉（山崎竜之介）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】