弱きを助け、強きを挫く！情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の第60回。伊勢屋忠兵衛殺しの下手人として下男の弥助（山谷初男）を赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）が捕えた。だが、弥助が事件の鍵を握ると睨んだ伝七（中村梅之助）は、同心早瀬（北相馬宏）に弥助を放すよう進言。忠兵衛が握っていた猿の毛に不審を抱いていた。忠兵衛の初七日、親戚縁者顔合わせの上、名主藤左衛門（市川岩五郎）立ち会いのもとに三通の遺言状のうち「その一」を開封することになる。忠兵衛の一人娘お吉（北川めぐみ）に頼まれ、伝七もその場に立ち会うが…。【以上、BS日テレ広報資料より引用】連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第60回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、がってんの勘太（高橋長英）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、藤助（中村靖之介）、早瀬市之進（北相馬宏）、お玉（呉恵美子）、新吉（続木太郎）、弥助（山谷初男）、お吉（北川めぐみ）、おしん（三好美智子）、藤左衛門（市川岩五郎）、重次郎（蜷川幸雄）、堺権十郎（佐々木陽明）、勢之助（若林幾夫）、亀松（鈴木慎）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】