諸星光介は元警察官で、今は「捜し屋」を開業、地元である東京・谷中で街の人を相手に人捜しやペット捜しなどボランティアに近い仕事をしている。地元を愛し、身近な人のために行動する頼れる主人公だ。今回はある男性を捜す光介。彼を捜すことがその母の、そして周囲の人々の“想い”を浮かび上がらせる…。家族の“想い”を信じる光介が、複雑に絡み合う事件の糸を自分の足を使ってひも解いていく。諸星光介（船越英一郎）は生まれ育った東京の下町・谷中で、いなくなったペットや人を捜す「捜し屋」をしている。姪の直子（八子遥菜）を助手にして、寄せられた情報を元に寺や公園を捜しまわる毎日だ。ある日、光介は倒れている女性を発見し、救急車を呼ぶ。駆けつけた近所の自治会長・青木晴夫（キートン山田）によるとその女性は徳永房江（左時枝）といい、団地に一人で暮らしているという。房江の身体を心配する青木に房江は「自分は病気だし、息子とも縁が切れているからいつ死んでも構わない」と意地を張る。後日、青木が光介を訪ねてやってくる。房江の息子・和之（仁科貴）が失踪しているようなので捜し出して欲しいという依頼だった。依頼を引き受けた光介は和之を捜し始める。建築設計事務所で働いていた和之は独立したが上手くいかず、借金を作っていなくなってしまったという。和之の居場所の手がかりを求めるうちに、光介はミカミ・コーポレーションという中堅ゼネコンに辿りつく。ミカミ・コーポレーションでは最近、女性社員の片岡沙織（北川弘美）が殺害され社内は騒がしかったが、光介は幼馴染の弁護士・支倉珠希（床嶋佳子）のコネを使って社長の三上剛志（宍戸開）と会う。【以上、TBS広報資料より引用】撮影協力：谷中銀座商店街、三崎坂商店街、諏方神社、護国院、特別養護老人ホーム谷中、世界堂、カシオ計算機、八千代ゴルフクラブ、Rubypalace、レストラン・アラスカ、秦野市、秦野フィルムコミッション、富津漁業協同組合、木更津市観光協会、金田漁業協同組合、田町グランパーク、銀座クラブチック。協力：東宝映画、ビデオフォーカス、アバンズゲート、マエダオート、ビデオスタッフ、Propia。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】