「家つきカーぬきジジイつき」の家庭と結婚の問題を暖かく描いた向田邦子の脚本。糸子（十朱幸代）と定夫（和田浩治）とは愛し合っているが、糸子は、定夫がいつまでたっても正式にプロポーズしてくれないので内心はじれている。定夫は祖父梅造（多々良純）と二人暮らしなので、糸子に気がねしているのだ。そんなとき糸子は、定夫から家に遊びに来るように誘われ、喜びいさんで出かけたが……。【以上、読売新聞1968/03/13付より引用】カラー放送。