去る４月10日、北海道千歳空港の上空でF104Ｊ型戦闘機が墜落、乗員・西空佐が墜死した事件は記憶に新しい。夫を奪われた西光代さんがつづった手記を素材に岡田光治の書きおろした「妻よ未来は美しい」。梶三佐は妻が浜松の実家で二度目の出産をしたというのに、休暇も返上して訓練飛行についていた。しかし、機は高空で故障を起こした。飛行隊長の脱出命令にもかかわらず梶三佐は機を滑空させて着陸しようとした。【以上、読売新聞1963/09/23付より引用】【役名（演技者）】梶三佐（南広）、道代（清水まゆみ）、犀形飛行隊長（戸浦六宏）、立岡一尉（桐野洋雄）。