時代小説の第一人者でもあり、数々の名作を生み出した池波正太郎の短編時代劇の中から、人間味あふれた12編を一話完結でドラマ化。各話毎に実力派俳優を配し、「善悪が同居する人間の矛盾」を巧みな構成で描き出す。筧利夫主演「二宮尊徳 秘話」。あの二宮金次郎が偉くなる前の裏話。女好きの金次郎は妻に逃げられ、命を助けた女性と懇ろとなるが…。篤農家であった二宮金次郎（筧利夫）は、下野国・野州桜町の復興を見事に成し遂げ、尊徳の名を授かった。ここまでは有名な話であるが、今回は彼が偉くなる直前の裏話。金次郎が川崎大師の寄進から戻ると、妻は家を出ていた。そんな中、かつて金次郎が命を助けたおろくが現れ、金次郎と懇ろとなる。しかし、悪党がおろくを利用し、金次郎の金を持ち逃げさせる。金次郎はおろくの裏切りをきっかけに、大罪とされた直訴を決意し…。【以上、BSジャパン広報資料より引用】協力：イマジカウェスト、高津商会、新映美術工芸、松竹衣裳、インテリアマサル、八木かつら。【役名（演技者）】二宮金次郎（筧利夫）、おろく（東風万智子）、豊田正作（木村祐一）、岸右衛門（山中聡）、土田佐内（池田勝志）、鬼神の清七（柴田善行）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】