徳大寺操（泉ピン子）は、浅草中央警察署刑事課刑事。母親を小学校の時に亡くして以後、中央署の名刑事であった父・吾助（北村総一朗）に育てられた。しかし名刑事の血を受け継ぐこともなく、昇進とは無縁で署内でも極めて評判の低い刑事課のお荷物、とも言われていた。上司の刑事課名物課長・辻本修（田山涼成）とはウマが合わず捜査方針や、経費の使い方で言い争いを繰り広げる毎日。その浅草中央署に新宿署から馬場浩一（金子貴俊）が転勤してきた。馬場は、殺人現場の血を見て腰を抜かしてしまったことのある臆病な刑事。ある夜、その浅草中央署管内の公園で若い男・安西優作（萬雅之）がナイフで何者かに刺され殺された。操が部下に馬場を引き連れて捜査にあたる。殺された安西の部屋からたくさんの名簿や携帯電話が発見される。多くの老人相手に振込み詐欺を行っていたグループの一員であった安西が、詐欺グループの仲間割れか、被害者の復讐で殺されたのではないかと捜査が進んでいた。そんな折、犯行現場から逃走したと思われる人物の似顔絵が公開される。その男に見覚えのある刑事課の刑事たち。実はこの男、半年前に振り込め詐欺にあい 300万円だまし取られたと刑事課に訴え、被害届けを出した男・磯崎雄一郎（沼田爆）で、刑事たちは振り込め詐欺の捜査は難しいと対応を行っていなかった。磯崎雄一郎と安西優作は詐欺の被害者と加害者の関係ではないのか？　刑事が磯崎の自宅を訪ねると、あっさりと犯行を認めた。刑事たちに磯崎は連行され解決したかと思われた事件だったが、家宅捜索をする操は、冷蔵庫の中に残った、肉じゃがとなめこの味噌汁が気になっていた。【以上、フジテレビ広報資料より引用】車輌：ブルーフラッグ（劇用車も）。撮影協力：浅草ひさご通り商店街協同組合、亀戸中央公園、おいもやさん興伸、新井商事不動産社、奥山おまいりまち商店街、浅草公園通り商店街、台東区フィルムコミッション、ロッジ赤石、アクティブ、カギの救急車、Shin Maywa、いわき家、千葉県鋸南町、保田漁業協同組合、埼玉県新座市。協力：フォーチュン、テレビ朝日クリエイト、ザ・チューブ。【役名（演技者）】徳大寺操（泉ピン子）、玉山遼子（岡本麗）、徳大寺吾助（北村総一朗）、辻本修（田山涼成）、福山和子（柴田理恵）、馬場浩一（金子貴俊）、坪内頼子（姿晴香）、大林博司（宮川一朗太）、磯崎雄一郎（沼田爆）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成、データ協力：たかし）】