弱きを助け、強きを挫く！情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の第17回。口入れ屋の上総屋徳兵衛（浮田左武郎）が矢場の女お袖（草間靖子）の放った矢で殺された。お袖は殺人罪で処刑されたが、お袖の妹お光（草間靖子・二役）は、もう一度吟味してほしいと伝七（中村梅之助）に訴えてきた。佐助という男（丸山持久）と結ばれると便りに書いてきた姉が、人殺しなどするはずがないというのだ。お袖の仲良しだったお京を探し出した伝七は、上総屋殺しの四、五日前の夜、お袖を見受けに行った佐助が上総屋の手に掛かり、お袖に抱かれて死んだことを聞き出した。【以上、BS日テレ広報資料より引用】連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第17回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、がってんの勘太（高橋長英）、お美代（紀比呂子）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、藤助（中村靖之介）、ちょろ松（稲吉靖司）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、新吉（続木太郎）、お玉（呉恵美子）、早瀬市之進（北相馬宏）、お袖・お光［二役］（草間靖子）、佐助（丸山持久）、久造（下条正巳）、徳兵衛（浮田左武郎）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】