六歳のとき母の再婚でボロアパート生活から一転、菅原家の娘となったナオ（石橋杏奈）は、大屋敷でパパ・國光（尾美としのり）と最愛の母と使用人たちに囲まれて暮らしていたが、その二年後に母が病死。その後、國光はキョウコ（小沢真珠）と再婚し、キョウコがナオの継母となるが、もう菅原家の誰とも血のつながりがないナオは、日々キョウコと衝突を繰り返していた。そして十四歳のある日、國光がケンカ中のキョウコの肩を持ったことから、ナオは家を出て、「失踪」を開始する。「私の、居場所なんて、どこにも、ない…」ナオは、新入りのメイド・クニコ（戸田菜穂）をつかまえて、屋敷の離れにあるクニコの部屋に居座り「失踪」した自分を心配するであろう國光たちの様子をうかがう。しかし「失踪」後も何事もないように見える菅原家の状況にナオは苛立ち、自作自演の「狂言誘拐」を計画する。「おたくの娘　すがわらなおを　ゆうかいした　ケイサツには　しらせるな　娘の命はないぞ」ナオは、雑誌の文字を切り貼り、一通の脅迫状を作成するが、一通の脅迫状が衝撃の「事件」への発展するとは、この時のナオは知るよしもなかった…。【テレビ朝日広報資料より引用】「回数は１通目～４通目と表記。４通目（つまり最終回）の新聞に掲載された副題は「真犯人」【この項、文・＠】」第１回は、21時放送の「土曜ワイド劇場」が15分、拡大枠だったため、土曜25:40～25:55に放送。撮影協力・静岡市教育委員会(1)(2)(4)、西田コーポレーション(1)(2)(4)、シブヤテレビジョン(2)(4)。協力・旅館登呂(1)(2)(4)、アセントプラザホテル静岡(1)(2)(4)、ふなや(1)、シブヤテレビジョン(1)、さがみエンジニアリング(2)(4)。【データ協力・練馬大根役者、＠】