第１話…「岬千歳。千歳はこの春に、芸術計画学科に入学。愛の芸術プロデューサーを目指す。でも、千歳がこの芸大に入学した本当の理由は…。幼馴染みの紀伊国　祭の後を追い駆けて。大好きな、祭を…。いつも祭の傍にいて、少しでも力になれたら本望。その幼馴染みの祭は絵を描くことが大好きな男の子。幼いときからずっと絵を描いている。この芸大で学びたいことは、筆の運びや色彩学ではなくもっと深い所ある。 他のどんなものを失っても構わない！。ただ絵を描く修羅になる…。それだけ！。写真学科イベント、デジタルvs銀塩 まさに最先端の精度か？。今も変わらぬフィルムの味か？。いずれにしても写真には撮る人の気持ちが加わる。レンズを覗いた人が惹きつけられたものなのだから。司会の影山砂羽がイベントを進めている。ステージ上に登場してくる写真学科の学生を紹介していく。最後に姿を現す男。 どこか他の学生にはない特別なオーラを放っている。彼こそがフィルムチームのキャプテン南場光一郎。銀塩写真にかけては学科のエース。光一郎の撮った写真は一味も二味も違い、見る人の心を強烈に打つ。デジタルの波が来て、どんなにフィルムが廃れようとも、フィルムにこだわり続ける光一郎。そんな男が今回はデジカメで撮影した作品も発表するというのだ。デジタル派のフィールドで勝負する為に。対するデジタルチームのキャプテン白石ナオ。光一郎のライバルでデジタル写真においては学科のエース。実は過去の写真展で金賞を取るほどの実力者。光一郎危うしか？！。ところがそんなナオの作品が盗まれる。真っ先に疑われるのは光一郎達フィルムチーム。千歳も少し光一郎を疑う。ただ、司会の砂羽には犯行時間にアリバイがない。更にナオが怪しい人物を見かけたと言い出す。まず、皆でナオの目撃した怪しい人物を捜索することに…。何か考える所がある千歳は光一郎に事情聴取。果たして光一郎は犯人なのか？。それとも他に犯人が存在するのか？。そして動機は何なのか？。【この項、KBS京都広報資料より引用】」第２話…「突然、猪突猛進の光一郎が探偵をやろうと言い出す。その話に真っ先に食い付く千歳。ヤル気ゼロの祭。そんな三人が環境デザイン学科の実習造園で、植木鉢に植えられたブルーベリーの苗を発見。すると、環境デザイン学科の花守ありさ、初芝ナズナ、田畑ミーナに花泥棒と間違われてしまう。ありさが植えたブルーベリーの苗がここ最近ずっと盗まれているらしい。これは手に負えないとすぐに諦める祭。一方、目を輝かせている光一郎。自分の手で犯人を捕まえる気満々。すぐにブルーベリーの苗を見張る。すると、上平川ワタルが現れる。速攻ワタルを犯人扱いの光一郎。でもワタルはありさの彼氏！？。そんな中、千歳は冷静にありさに詳しい話を聞くことに。花守ありさ。環境デザイン学科の四回生。卒業論文「二万年の時を越えて」を作成中。しかし、この論文にはありさの別の企みも！？。そして、この芸大の学生に対してある不満を抱いている。果たしてブルーベリーを盗む犯人とは？。その目的は？。そして、ありさの別の企みとはいったいどんなものなのか？。芸大生に対する不満とは何か？。【この項、文・KBS京都広報資料より引用】」第３話…「探偵団に助けを求めてくる男。彼の名は、ラジオ制作コースのディレクター、柏木豊。豊のラジオドラマの主役である保志佳子が行方不明になってしまい、豊かは、千歳たち探偵団と共に事件の真相を追う。久保梨絵は、豊とは別の制作班のキャスト。梨絵は、佳子とは同級生で実力は大して変わらないのだが、 いつも保志佳子の影に隠れ目立たない存在である。佳子のことを良く思ってない梨絵のことを疑う探偵団。すると、梨絵までが行方不明に…。謎が謎を呼ぶ、二人の失踪。佳子と梨絵はどうしていなくなったのか？。【この項、文・市村】」協力・マグナム・フォト東京支社(1)、読書人(1)、コアスポーツコーポレーション(1)-(13)、映像事業部 COURT side studio(1)-(13)、大宝学生アパート(3)、山室　紘一(5)、大阪芸術大学 白浜研修センター(12)。提供・大阪芸術大学、大成建設、ワコール、大和証券グループ、三井住友銀行。第６回の放送のみ、サッカー中継のため放送時間が2005年11月6日（日）午後8時～8時30分放映に変更された。