幼い時に母を亡くした平 勝平太（たいらかっぺいた・通称カペタ、声・安達直人）は、仕事が忙しい父に対して気丈にふるまうものの、退屈な日々を過ごす小学４年生。カペタの唯一のあこがれといえばかっこいいクルマ…。そんなある日、父は仕事先で捨てられていた材料を持ち帰り手製のレーシングカートを完成させカペタに与えた。早速走らせにいったサーキットで、実はそのカートはフレームが曲がったままのまっすぐに走らないシロモノであることにカペタたちは気づく。しかし持ち前のやさしさと智力をもってして、カペタはそのカートを乗りこなし普通に走ることに成功する。それどころか同じサーキットを走っていた極めて速そうなカートに迫り、抜き去らんとするほどの快走を見せた。そのカートに乗っていたのは、東日本ジュニアカート王者・源奈臣（声・内藤玲）。そして、奈臣とカペタの走りを見守っていた奈臣の母親・源奈々子（声・大輝ゆう）は、カペタに公式のカートレースへの参戦を勧める。父親手製のカートで自身初の公式レース参戦を決意したカペタ。公式戦という未知の領域で、その走りの資質をさらに研ぎすましてゆく…。【以上、テレビ東京広報資料より引用】放送枠は途中から火曜17:30～18:00に移行した。【役名（声の演技者）】安達隼人［中学時代］（水島裕）、梶原 慶（津田健次郎）。