1935年７月。やんちゃな通孝（金子裕太）に手を焼くフミ（三田寛子）。ある日そんな中村家に夫の兄・忠夫（山田百貴）が訪ねて来る。少しだけ開いた襖から通孝、佳子（外島千夏）、幸子（中條由喜）の３人の子供たちが、忠夫が持ってきた風呂敷包みを興味津々に見ている。「あれにはきっとカルピスが入ってる」と興奮気味に話す通孝。忠夫が帰り、早速カルピスを開けようとする通孝。だが、このカルピスは、入院中の父親・孝夫（康すおん）に飲ませるためのものであった。フミにカルピスを取り上げられた通孝は怒って家を飛び出してしまう。その夜、こっそり戻ってきた通孝は、佳子と幸子の書いた短冊の陰に隠すようにつけられたカルピスの包み紙で作られた短冊を発見し、あることを閃く。【以上、BS-i広報資料より引用。採録・法水。一部改変】提供：カルピス。車輌・林ロケーションサービス。ロケーション協力・重要文化財 吉田家住宅。【データ協力：法水】