杉浦光季は、アルコール中毒の父親（佃典彦）と情緒不安定な母親（猫田直）との3人暮らし。不動産からの収入で成り立ってはいるが、その生活は荒れている。両親の荒れた状態を光季に知らせまいと、いつも守ってくれていた姉も1年前に家を出て行ってしまった。ある日、父との些細な喧嘩から母は睡眠薬で自殺をはかってしまう…。親の仮面をかぶることすら止めた親を持った主人公が、その不自由さに耐えながらかつて自分を支えてくれながら家を捨てた姉（窪田純奈）との再会や、クラスメートとのふれあいを通して、過酷な状況のなか生き続ける勇気を持つ姿を前後編で描く。情緒不安定な母が睡眠薬で自殺をはかってしまう。父親が泥酔していて頼りにならずどうすればよいのか分からない光季は、思わず家出した姉に助けを求めた。姉は、早速病院に駆けつける…。番組では、壊れた家族の中で思い悩む沢山の中学生たちへ、「壊れた家族のなかにも愛はある」をメッセージとして贈る。【以上、NHK広報資料より引用】。「控えめなユーモアとペーソスを基調にした作品が多い淋代ディレクターが、「自殺」「親のネグレクト（育児放棄）」というシリアスな題材に挑んだ意欲作。同様のテーマをあつかった作品によくある、主人公が大人から建前的な説教を受けて考え直す展開ではなく、自らの「生きる力」を回復させることでとりあえず思いとどまる、というストーリーに説得力があった。前編放送（5/31）直後の6/1、長崎県佐世保市の小学校で六年生の少女が同級生の女児にカッターナイフで殺害される事件が発生。本作のなかにカッターナイフで体を切ろうとするシーンがあることから、6/5（土）10:00-10:30放送予定のの再放送が休止された。4/26放送の「おお！お菓子　ハッピーイチゴちゃんスーパー500」に差し替えられた。後編は6/7（月）の本放送は予定通り行われたが、やはり再放送は休止。替わりの作品は5/10放送の「何で　そーなるのっ!?」だった。「おお！お菓子」終了後の予告編は、本放送時は「恋のぼりキュンキュン！」だったが、この再放送版では「何でそーなるのっ」に差し替えられていた。【この項、文・練馬大根役者】」「「私たちの名前はどの辞書にも載っていない」（タイトル表記原文ママ）（前編）再放送の休止について　このドラマの中には、男子生徒がカッターナイフで自分の腕を傷つけようとするシーンがあります。実際に傷つけたり切ったりはしてませんが、佐世保市の小学校でカッターナイフを使った事件が起きた直後であることから、視聴者の皆様が不快な思いをされてはいけないと考えて、6月5日（土）に予定していたこの番組の再放送を休止しました。なお、後編は6月7日（月）午後7時から予定通り放送します。しかし土曜日の再放送時間帯だけをご覧になる方もいらっしゃるため、前編と同様、6月12日（土）に予定していた後編の再放送は休止します。【NHK広報資料より引用。採録・練馬大根役者】」『中学生日記』のタイトルコール前の「オープニングメッセージ」はは杉浦光季。キーワードは「エガオニナリタイ」。【データ協力：練馬大根役者】