東京近郊のマンションに引っ越した真琴（水野真紀）は、隣室に住む少女の黎子（大平奈津美）と知り合う。彼女の母親は、猟奇殺人事件の犯人として逮捕された祈祷師の久江（山口美也子）だった。久江は、殺したのは「邪光」が取り憑いた人間で、世の中に害を与えると主張していた。第３回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作品のドラマ化。「樋口真琴（水野真紀）は、夫・和彦（沢村一樹）の転勤にともない、札幌から東京近郊のマンションに引っ越してきた。ある日、隣の安田（佐戸井けん太）という男の部屋から、安田の怒声とともに一人の少女（大平奈津美）が突き出されるようにして廊下に出てきた。真琴が少女に声をかけようとすると、マンションの住人の一人、奥村頼子（キムラ緑子）が、あの子に関わると、必ず災いを招くと告げたのだった。数ヶ月前、女祈祷師・外之原久江（山口美也子）の家の庭先からバラバラに切断された数体の遺体が発見されるという猟奇事件が発生、世間を騒がせていた。逮捕された久江は、殺したのは「邪光」が取り付いた人間で、生かしておいては世に害毒を与えるから、それを未然に防いだのだと主張していた。真琴は、隣室の少女は、久江の娘・黎子で、叔父にあたる安田が事件後に引き取ったことを知る。黎子は、猟奇殺人の首謀者の娘として、マンションの住民や近所の人たちから白い目で見られていた。そんな黎子に同情した真琴は、黎子に声をかけるようになり、黎子も真琴に少しずつ心を開いてきたのだった。そんな中、マンションの近くに住み、マンションの住人と何かとトラブルがあった独り暮らしの老人・戸部（奥村公延）が刺殺され、犯人としてマンションの管理組合長の八田文栄（原知佐子）が逮捕された。戸部は文栄の義弟で、以前から遺産をめぐるトラブルがあったらしい。真琴は、この事件を知った黎子の「天罰かなァ」という呟きを聞く。やがて、真琴は、黎子にも母親と同じように「邪光」が見えるらしいことを知るが…。【この項、テレビ朝日広報資料より引用】」撮影協力・湘南泉病院、スーパーエイブル、須賀神社、秩父市、BeNoBe、レベル・ワン、大谷資料館。協力・バスク、フジアール、ベイシス。車輌・ファン。美術協力・IKETEI、MURAI、KAWABE、REVUE TBOMMEN、マルエム松崎、rev k shop、TAKE UP、宇宙企画。【データ協力・練馬大根役者】