芸術祭参加作品。終戦前後の瀬戸内海に浮かぶ島が舞台。ラジオ体操の変遷と体操を続けた女性の生き方を通し、戦争の意味を問いかける。「この作品は、「ラジオ体操」の変遷という史実を縦軸に、戦争で夫を失いながらも、子どもとともにラジオ体操を続けた一人の女性の生き方を通し、戦争の悲惨・意味を、改めて問いかけるドラマ。昭和20年(1945)、夏。瀬戸内に浮かぶ小さな島の境内では、今日も「ラジオ体操」が行われていた。その中心は大阪から実家に疎開してきた西山ツル子（田中裕子）。女手一つで長男の征男（茂山童司）ら４人の子どもたちを厳しく育てている。生まれつき身体の弱いひとり息子・征男を鍛えるためにも、毎朝のラジオ体操は欠かせなかった。8月15日がきた。敗戦でラジオ体操が中止になる。やがて、「新体操」と呼ばれるGHQ肝いりの体操が始まり、島は大混乱に。そんな中、征男は戦地に赴いているはずの父が既に病気で死んでいたことを知る…【この項、NHK広報資料より引用】」地上波NTSC方式では2003/08/10、日曜21:00～22:15「NHKスペシャル」枠で初放送され、2003/10/13、月曜16:30～17:45に芸術祭参加のため再放送された。風俗考証・芳井 敬郎。ラジオ体操指導・上貞 良江。落語指導・桂 福團治。舞踊指導・飛鳥 峯王。撮影協力・和歌山県白浜町、広島県福山市、岡山県牛窓町、奈良県橿原市。
| キー局 | NHK HV | 放送曜日 | 日 | 放送期間 | 2003/08/02～2003/08/02 |
| 放送時間 | 21:00-22:15 | 放送回数 | 1 回 | 連続/単発 | 単発 |
| 番組名 | ハイビジョンドラマ館 | ||||
| 主な出演 | 田中 裕子、室井 滋、長門 裕之、笑福亭松之助、香川 照之（九代目市川中車）、萩尾みどり、三林 京子、塩見 三省、岡本富士太、光石 研、渡辺 哲、茂山 童司、森田 直幸、大石 継太、泉 ひろし（柳 豊作、泉 ゆたか、泉スナップ）、宮田 圭子、海原かなた、朝比奈潔子、竹田 寿郎、榎園 実穂、前林 瀬奈、山田 梨央、目片 珠央、芝崎 唯奈、浜野 華甫、相楽 武雄、内藤 二郎、浅田 武一、明石 英子、吉江 麻樹、木全 晶子、土佐 倫代、高井 杏華、白川 明彦、村上 かず、キャストプラン、松竹芸能、劇団東俳、ブレン・デュ・エスプアル、NAC、大阪放送児童劇団、大蔵笑、日本舞踊アカデミーASUKA、（関西ことば指導・田中 恵理） | ||||
| 主な脚本 | （作・西岡 琢也） | ||||
| 主な演出 | 柳川 強、（記録・土居友紀子） | ||||
| 局系列 | NHK | ||||
| 制作会社 | NHK（大阪放送局） | ||||
| 制作 | （制作統括・小林 千洋） | ||||
| 音楽 | 千住 明、（演奏・コンセール・レニエ）（草笛指導・新木 尚）（音響効果・嶋野 聡） | ||||
| 主題歌 | （「ラジオ体操の歌」（作詞・藤浦 洗、作曲・藤山 一郎）） | ||||
| 撮影技術 | 松本 剛、（技術・鈴木 文夫）（照明・堀籠 功）（音声・福井 清春）（映像技術・土井 秀行）（編集・狩森ますみ） | ||||
| HP | |||||
| 美術 | 青木 聖和、（題字・大橋 歩） | ||||
