「夢は強く思えばいつか必ずかなう」と信じている田舎育ちの素朴なヒロインが巻き起こす無謀ともいえる行動とそれに引っ張り回される周囲の人間たちをコミカルかつペーソスあふれる展開で見せる。谷町瑞穂（松たか子）は北海道の雪深い町でバイト暮らしを続けている26歳。夢は「有名小説家になって、代官山のマンションの上のほうの階に暮らす」こと。そんなとき、東京の出版社から来たという男が「あなたの作品に新人賞を」と持ちかける。瑞穂は持ち前の気っぷのよさと前向きの性格からここぞとばかり夢の実現目指し上京するが、まもなく現実の厳しい一面に直面する。彼女はやむなく幼なじみで今はバラエティー構成作家になっている森永健太（坂口憲二）の高級マンションに転がり込み、奇妙な同居が始まるが…。ヒロインが次第に人の気持ちを考え自分自身の存在をその中に意識していく姿を素朴な描写の中で描き出している。【以上、文・古崎康成】主要キャストのうち、奥田直之役の柏原崇が「頚肩腕（けいけんわん）症候群」などの診断で入院したため第３回から葛山信吾に交代。「第３話の冒頭に、その経緯を説明したテロップが挿入された。最終回では、同時期にフジテレビ木曜22時枠で放送されていた『美女か野獣』の一部キャストが出演していた（クレジット表示なし）。ハチ（＝森永健太/坂口憲二）が『美女か野獣』の主な舞台である「JBCテレビ」を訪れる。局内で挨拶をしている奥に、「イブニングニュース」のスタッフ：永瀬洋海（福山雅治）、秋山富士子（深浦加奈子）、戸渡千太郎（八嶋智人）、山本タケシ（永井　大）が登場していた。【文：練馬大根役者】」第１回は拡大版（月曜21:00～22:24）。車輌：古市　俊之、佐藤　智典、大井川晃一、福田　広幸、山内　裕敏、石島　雄二。ロケ協力：O-DEN(1)、日経ホーム出版社(1)、ニッタ(1)(2)(7)(8)(10)、カフェ：ブルー銀座(1)、STELLATE(1)、沼田町地域振興課(1)、美瑛町商工観光課(1)、専門学校ヒコ：みづのジュエリーカレッジ(1)-(9)(11)、北海道旅客鉄道恵比島駅(1)、ウイングカードシステム(1)、ICCインターナショナル(1)、北海道ロケーションサービス(1)、ピットイン観光(1)、サンケイビル(1)、滝川振興公社(1)、泉ガーデンマネジメント(2)、東邦港運ベルタワー(2)、CARATO71(2)(4)(6)、東京フロインドリープ(2)、パーク24(2)、LA BOHEme新宿御苑店(3)、ロビンズクラブ(3)、シェ・リュイ恵比寿店(3)、横浜フィルムコミッション(4)(8)、カリタス女子短期大学(4)、東京ドーム(5)、天下一品八幡山店(5)、萬葉庭(5)、ym(5)、オークラアカデミアパークホテル(5)、Pizza Express原宿店(5)、MOA美術館(5)(6)、東海大学医学部付属病院(6)、ハウスメイト(6)、田町ハイレーン(6)、割烹ひとみ(6)、神奈川スケートリンク(7)、CAFE and BAKERY SWAN(7)、村八(7)、小田急バス(7)、ライオン(7)、BayFM78(7)、共立女子大学・短期大学(8)、PISMO(8)、葱や平吉(8)、GAZEBO(8)、namco(8)、木作社(8)、横浜貿易協会(8)、都立林試の森公園(9)、ZOY広尾店espace cafe'(10)、FUJI用賀店(10)、アメリカンスタジアム(10)、DELI(10)、日新火災保険(10)、BALI(10)、QUOJATI(10)、ルーデンス立川ウェディングビレッジ(11)、大子温泉保養センター森林の温泉(11)、日本空港ビルディング(11)、茨城県大子町観光商工課(11)、茨城県石岡市中町商店会(11)、茨城県八郷町商工観光課(11)、ジュンク堂書店池袋本店(11)、南房総：富山町：伊予が岳(11)、スブラキハウス(11)、天王洲セントラルタワー(11)、大子町えのきの学校(11)、Cafe Serre(11)、日本航空(11)、三省堂書店(11)、銀座カフェブルー(11)、ACORD ONE(11)ほか。【データ協力：法水、練馬大根役者】