舞台は巨大団地。とある上下階の部屋を切り取った二階建てのセット。ワンセットドラマに舞台的な音や光の効果を加え、今まで見たことのないワンシチュエーションドラマが展開していく。友情・恋愛をテーマに、最後にはホロッとさせる心温まるハートフルコメディ。茂倉丈（西村雅彦）。彼は「クルブシ造船」化粧品事業部の新米セールスマン。妻と子供一人の家庭を持ち、真面目がとりえの平凡なサラリーマンだ。愛する家族のために日曜日も得意先を回る。ある日、前の担当から引き継いだお得意先・モニカ（井上晴美）が経営する「気功エステ」を訪問する。モニカは気功パワーで人々の病を治す不思議な力をもった風変わりな女の子。男に惚れやすくいつも健気に尽くすのだが、何故かフラれてしまう。モニカのアパートになぜか居候している態度の大きな男・サワダケンジ（入江雅人）は、売れないミュージシャン。いいかげんだが憎めない男。生活のために中華料理のデリバリーのバイトをしている。真面目がゆえに茂倉は、アパートメントの住人たちのトラブルに巻き込まれていく。人が人を、誤解が誤解を呼び、更に謎の上階の住人も加わってモニカの部屋は大騒動。笑いあり涙あり、そしてちょっと甘くちょっと切ない数々の人間模様。一話完結、友情・愛情をテーマに最後にはホロッとさせるドラマが展開していく。「(8)は2002/2/24（日）24:00-24:30に放送。提供（BSのみ。広報資料のみ記載）・NTT DoCoMo」。地上波ではTBS深夜枠「この窓は、キミのもの　TBS MIDNIGHT」で毎週木曜日27:24-28:00に放送。(1)→2003/4/3（木）27:29-28:05、(2)→4/10（木）27:44-28:20、(3)→4/17（木）27:44-28:20、5/8→休止、(13)→7/3（木）27:14-27:50。地上波の(12)は、当初予定6/26（木）27:29-28:05でしたが、コンフェデレーションカップ中継が延長されて時間が変更になった可能性がありますが、記録し忘れました…。広報資料によれば「巨大団地」となっています。ただオンエアされたものを見ると、そのアパート自体は「消防署を改造したもの」とされていました。(9)では「こんなボロいアパートでも」という台詞がありました。以上の点とセットの作りから、規格化された団地に並ぶ多くの建物のうちの一棟というよりも、一戸建て（？）の古いビルのアパートではないかと思われます。【この項、文・練馬大根役者。一部変更】」協力・Avid Symphony、縄定、FGDS、グリフィス(3)-(13)、松下電器産業(8)、ドン・キホーテ(11)ほか。データ放送制作・トマデジ。