時任三郎主演の時代劇スペシャル「柳生十兵衛」続編。今回は、幕府の大名取り潰し策に巻き込まれ、花の大江戸・吉原遊里を舞台に十兵衛の必殺剣が炸裂する。密命を受けて筑前国・福岡へ潜入した柳生十兵衛（時任三郎）は、黒田藩が幕令に背き、密かに巨大船を建造している現場を目撃する。そのとき、十兵衛は九人の刺客に急襲される。太刀を一閃、たちまち刺客を倒す十兵衛。だが、そこへ兵法者・諸岡新八郎（宅麻伸）が現れ、いきなり刀を抜く。刃を交わす二人だが、十兵衛は袖を、平八郎は笠を斬られたものの、決着はつかなかった。そして「次はどちらかが死ぬ」と言い残して新八郎は去っていった…。その後江戸・吉原遊里にて、ふとしたことから三浦屋に逗留することになった十兵衛は、ここでも命を狙われることに。【以上、TBSチャンネル広報資料より引用】木下プロが緑山スタジオを使って時代劇を製作したという珍しい作品のパート２。精一杯の努力が感じられるものの残念ながら室内のシーンが多くそのいずれもが「かくし芸大会」のようなセットで、少ない室外の場面もスタジオ内での収録が多く狭苦しい印象だった。なお、ウィキペディアの円谷浩の項目など一部資料では、円谷浩が出演しているとの記載がある（2014/09現在）が、実際のクレジット表示に円谷浩の記載は見当たらない。協力：東通、緑山スタジオ・シティ。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】