農村の人々の生活を合理化しようと努力している生活改良普及員、西田綾子の悩みは、なにかはじめるとすぐ横やりを入れる村の顔役茂手木のおっ母さんの無理解だった。ところが茂手木の娘・美代子は友人の初枝とともに綾子の仕事に協力を申し出て来た。農村の衣食住改善指導に活躍する若い女性を主人公にした。【以上、朝日新聞1959/08/19付より引用】実話に取材した人間ドラマを扱ったオムニバスドラマシリーズ「ここに人あり」（放送期間：1957/04/15～1961/03/30、全176回）の中の一編。ラジオ放送開始時から活躍し、一線を退いていた往年のNHKアナウンサー大羽仙外が番組解説を行ったシリーズでテレビ放送の利便性を生かし、時事的なテーマを取り上げた話も多い。【この項、文：のよりん】」【データ協力：のよりん】