短大の同級生だった圭子ら三人は、久しぶり温泉に出かけることに。かつて互いに奪い合った長島を、三人は自分だけだと思って、温泉に誘う。「短大時代の同級生女三人がひとりの男を手に入れようと火花を散らす。それから15年後、就職や結婚という人生を迎えた三人の前に彼が再び現われた。さらに旧友三人で行く温泉旅行にも偶然その彼が姿を見せる。長島は何のためにこの温泉へ来たのか？これには重大な秘密が隠されていた…。短大時代、同級生の三人がそれぞれ、ひとりの男を手に入れようと火花を散らした。そして今、圭子（沢田亜矢子）は商事会社のOLで独身。梅子（金沢碧）は出版社の編集部に勤めていてこちらも独身。残る典子（高瀬春奈）だけが結婚して一児の母親という１５年後。ある日、昔、三人で追いかけていた男・長島（目黒祐樹）が突然、典子の前に姿を現した。この話は典子からの電話で圭子も梅子も知るところをなるが、楽しみにしていた三人での温泉旅行が長島の出現に大きく関わってくるとはその時、誰も予想しなかった。三人は北陸本線で日本列島最後の秘境と言われる富山県の大牧温泉へと出かけた。久しぶりの再会と女だけの旅も手伝って、にぎやかな温泉旅行であった。だが、その宿になんと長島が居たではないか。三人はそれぞれが仲間を疑う。ここに長島がいる理由は誰かがぬけがけをして、密かに長島と落ち合う手段をとったと女たちの疑いは深まるばかり。それに東京から一緒だった初老の夫婦、若いカップル、一人旅の中年男、何か三人の行動を探っているようだ。楽しい旅が急に不安と疑惑の旅となる。長島は何のためにこの温泉に…。これには重大な秘密が隠されていた…。【この項、TBSチャンネル広報資料より引用】」