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ドラマ 詳細データ十二代目市川団十郎・襲名記念スペシャル「花道は炎のごとく」

市川団十郎十二代目襲名を記念して、江戸歌舞伎の祖・初代団十郎の波乱の生涯を描いた人間ドラマ。「市川団十郎の十二代襲名は、歌舞伎界の大イベントだが、これにタイミングを合わせた初代団十郎の一代記である。時は1660年(万治三年)春。江戸の町奴、堀越重蔵(市川羽左衛門)と妻お時(淡島千景)の間に長男が生まれた。重蔵は唐犬十右衛門(中村富十郎)ら町奴仲間と共に、旗本の神祇組と勢力をはり合っていた。海老(エビ)のように元気な赤ん坊だったので海老蔵と名付けられたが、父に似ぬおとなしい少年。唐犬のすすめで山村座に預けられ、段十郎と名のって役者の道に入る。十四歳になった段十郎(尾上左近)は「四天王稚立」の坂田金時役で初舞台に立つが、顔をまっ赤に塗り、目や鼻に太いくまどりをしたものだから父重蔵もびっくり。しかし、舞台はばか受けだった。このあとは、信心深く堅物の海老蔵が、浪人の娘お栄(若尾文子)に一目惚れし、旗本近藤左馬之助(市川左団次)のめかけ奉公に行く寸前に奪いとったり、命をかけて左馬之助らの前で〝荒行〟を演じたりするエピソードを重ね、狂気の弟子に刺されて一生を終えるまでをつづっていく。歌舞伎を知らない人にも、団十郎の人物像、芸への精進、そして団十郎が考案したくまどりや、芸事の舞台を知ってもらい、親しんでほしいという演出意図がよくわかる。団十郎役の市川海老蔵らも熱演で、歌舞伎界のそうそうたる顔ぶれを見ているだけでも楽しい。ただ、セリフや動作に歌舞伎特有の型のかげがつきまとい、ふつうのドラマにはない堅さが感じられるのが気がかり。【この項、毎日新聞1985/03/28付「視聴室」より引用(署名:孝)】」【校正協力:カミコロ】
キー局 YTV 放送曜日 放送期間 1985/03/28~1985/03/28
放送時間 21:02-23:24 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 木曜ゴールデンドラマ
主な出演 市川海老蔵十代目市川海老蔵十二代目市川團十郎十二代目市川団十郎六代目市川新之助市川 夏雄)、尾上 松緑二代目尾上松緑四代目藤間勘右衛門二代目藤間勘斎松本  豊)、若尾 文子中村富十郎五代目中村富十郎六代目市村竹之丞四代目坂東鶴之助)、松坂 慶子中村嘉葎雄中村賀津雄)、淡島 千景沢村藤十郎二代目澤村藤十郎二代目沢村藤十郎澤村精四郎)、中村 扇雀二代目中村扇雀四代目坂田藤十郎三代目中村鴈治郎)、岩井半四郎十代目岩井半四郎二代目市川笑猿仁科 周芳)、市村羽左衛門十七代目市村羽左衛門七代目坂東彦三郎七代目坂東薪水三代目坂東龜三郎)、尾上 左近二代目尾上左近四代目尾上松緑二代目尾上辰之助)、市川左団次四代目市川左團次四代目市川左団次五代目市川男女蔵五代目市川男寅)、片岡孝太郎中村 時蔵五代目中村時蔵三代目中村梅枝)、坂東八十助五代目坂東八十助十代目坂東三津五郎)、中村児太郎五代目中村児太郎九代目中村福助)、阿川 藤太垂水 藤太)、市川新之助七代目市川新之助十三代目市川團十郎十三代目市川団十郎十一代目市川海老蔵堀越 孝俊)、松山 政路松山 省次松山 省二)、湊  俊一市川右之助三代目市川右之助ニ代目市川齊入)、田村 美紗清水 郁子河原崎権十郎三代目河原崎権十郎三代目河原崎権三郎三代目河原崎薫)、中村橋之助三代目中村橋之助八代目中村芝翫中村 幸二)、坂東正之助四代目河原崎権十郎)、
主な脚本 宮川 一郎
主な演出 橋本 信也
原作 (原案:杉本 苑子
局系列 NNN
制作会社 (制作:松竹株式会社(松竹)、よみうりテレビ(YTV)、株式会社電通(電通))
制作協力 (協力:日本俳優協会)

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