夫が浮気をし、高校生の娘が妊娠をし、妻はロマンスを追いかける。平凡な一家に家庭崩壊が。【以上、テレビ朝日広報資料より引用】「夫は浮気、娘は非行。裏切られた気持ちの妻は、家を出る気で相談相手の男とホテルへ。が、やはり妻であり、母であった…。横浜市に住む主婦・宇田優子（小川真由美）は、ふたつの心配事をかかえこむ羽目におちいった。会社の営業部で次長をしている夫の康夫（長門裕之）に浮気の気配がある。市内でクラブを経営している幸子（珠めぐみ）が相手らしい。さらに、高校２年になる長女の阿弥子（大泉茂子）も、不良大学生と深い仲になったようす。不安で家にいたたまれぬ優子は、康夫の出入りしているクラブへ。そこで建築家の笹谷（黒沢年男）と知り合う。そんなある日、ついに康夫の浮気が明るみに出た。大阪へ出張と偽って、幸子のマンションへ泊まり込んだのだ。これを突き止めた優子は、もはや家を出る覚悟。妻のある笹谷を呼び出し、ホテルへと誘った。【この項、「ザテレビジョン」（角川書店刊）1983/05/06号より引用】」