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ドラマ 詳細データ私が殺した女

突然、上流社会への道が開けた男。出世の妨げになる恋人を殺し、手にした裕福な生活だったが、死んだ女の亡霊が男を破滅の道へと誘う草野唯雄原作の小説を宝塚映画製作所がテレビ映画化した作品。原作での舞台設定はないが、宝塚映画が制作するにあたり、ドラマを宝塚、芦屋、神戸など関西に置き換えている。神戸の宝石店で働く重村進(風間杜夫)の恋人は、彫金デザイナーの藤原節子(市毛良枝)である。だが、顧客の大会社の山崎物産社長令状・山崎みどり(MIE)も進に好意を抱いていた。みどりの父・山崎茂雄(根上淳)は娘の思いを知り、出世の道を条件に娘婿になれと進に話す。二人の女性の狭間で進は出世欲に負け、子供を宿した節子を遠ざけようとする。また、節子が仕事を請け負う彫金工房の経営者・大野健三も妻・秀子の存在を疎ましく思っていた。ある日、健三は進を飲みに誘った。進が社長令嬢と交際している噂を聞きつけ、節子と秀子の交換殺人を持ちかけるのだ。ある雨の日の夜、銭湯帰りの節子を待ち伏せし、酔った勢いで突き落として殺そうとする健三だが、目算を誤って自分が転落死してしまう。一方、同じ時刻に進は自宅の離れで寝ている秀子を自動車の排気ガスで殺害しようとするが失敗してしまう。進は、疑いを持ちはじめた節子をドライブに誘い、睡眠薬入りのオレンジジュースを飲ませる。眠ってしまった節子を車内に置き、サイドブレーキを甘めにして坂道の途中で車を止めて薬局に駆け込む。腹痛とは嘘で、薬局のトイレで時間を稼ぐための工作だった。やがて、重みで坂を走り出した車は、坂の下の崖に激突して節子は事故死する。邪魔者の節子を始末し、裕福な生活と美人の妻を手にした進だが、殺した節子の亡霊が夜毎夜毎に現われはじめる。節子の亡霊と赤ん坊の泣き声に付きまとわれ、次第に精神状態がおかしくなる進。やがて破滅の道へと追い込まれ、遂には妻・みどりさえも手にかけた進だったが、その場所こそ事故に見せかけて節子を殺してしまったあの場所だった。進は、自らの手で手に入れた裕福な家庭と美人の妻、大会社での出世さえも失ってしまう。【以上、文:ぼんちゃん】【役名(演技者)】藤原節子(市毛良枝)、重村 進(風間杜夫)、山崎みどり(MIE)、山崎茂雄(根上淳)、大野健三(中尾彬)、大野秀子(三島ゆり子)、刑事(重久剛一)。【データ協力:ぼんちゃん】
キー局 YTV 放送曜日 放送期間 1982/08/19~1982/08/19
放送時間 21:02-22:54 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 木曜ゴールデンドラマ
主な出演 市毛 良枝風間 杜夫MIEミー)、根上  淳中尾  彬三島ゆり子木内三枝子)、重久 剛一赤塚  歩
主な脚本 岡本 克己
主なプロデューサ 野村 純一宝塚映画)、長崎仁一郎宝塚映画)、小泉  勲(YTV)、階堂 昌和(YTV)
主な演出 (監督:西村  潔)(助監督:田辺 隆史)(記録:佐藤トシ子
原作 草野 唯雄
局系列 NNN
制作会社 (制作:宝塚映画(宝塚映画製作所)、よみうりテレビ(YTV))
制作 (制作補:関本 浩秀)(製作主任:井上徳太郎)(制作進行:秋本  泉)(演技事務:山下 敦央)
音楽 (整音:山口 幸雄
撮影技術 石田 寿昭、(照明:中田  秀)(録音:中川 凱量)(編集:山口 喜義
HP
美術 福田  弘、(衣装(衣裳):京都衣装京都衣裳))

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