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ドラマ 詳細データ昭和五十五年度芸術祭参加 私の亭主の場合~昭和五十五年八月十五日戦死~

『帰郷』(1979年)に続いて東北放送がテレビドラマ第二弾として制作した作品。「第一作『帰郷』の成功に続いて、翌80年には、高岡尚平の脚本による『私の亭主の場合~昭和五十五年八月十五日戦死~』が制作された。戦後生まれの世代が日本人の総人口の過半数を占めるいま、戦争は遠い昔になりつつあるが、戦争の最中に青春を生きたいわゆる昭和一ケタ世代の人生には、戦争は色濃くその影を落としているといわれる。ドラマは、宮城県の漁村の民宿を舞台に、夫婦の葛藤、世代の断絶を描きながら、中年の男の死を通して未だ終わらない戦争の傷痕を改めて見つめ直そうというもので、同年10月1日から5日まで、奥松島といわれる鳴瀬町月浜の民宿を借り切って、オール・ロケーションで制作された。厳しいスケジュールのうえ、ドラマの設定が真夏・お盆の最中の出来ごととあって、いかに真夏らしく見せるかがスタッフの腕の見せどころとなったが、月浜ロケの五日間は幸いにも夏以上に夏らしい好天に恵まれ、制作は極めて順調に進んだ。「スケジュールは厳しかったけど、こんなに楽しく充実したお仕事をしたのは何年ぶりかしら、幸せだったわ。本物はいいね、セットはあくまで作りもの……。ともすれば薄っぺらになり勝ちなテレビの画面に、奥行きと深みをつけるのは本物と手造りの努力……。苦しさはあるけど頑張って!こんなに苦労したんだもの、一人でも多くの人にみて欲しいわ……」。風邪をおして舞台から休む間もなく馳せつけ、体当たりの熱演をみせた市原悦子の感想が、このドラマのすべてを語りつくしているといえよう。テレビドラマ第二作『私の亭主の場合~昭和五十五年八月十五日戦死~』は、この年の11月11日(火)午後10時から55分間にわたり、1980年度文化庁芸術祭参加作品として放送された。【この項、「東北放送三十年史」(1982/05/01、東北放送業務局調査部編集、東北放送刊)より引用】」【参考文献:「東北放送三十年史」(1982/05/01、東北放送業務局調査部編集、東北放送刊)】
キー局 TBC 放送曜日 放送期間 1980/11/11~1980/11/11
放送時間 22:00-22:55 放送回数 1 回 連続/単発 単発
主な出演 市原 悦子仲谷  昇
主な脚本 高岡 尚平
主な演出 岩崎 董夫
局系列 JNN

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