奈良県きっての旧家である宗方家の養子・重成が、料理屋のお手伝い宮子と、淡路島の浜で心中した。重成の妻・志津（丹阿弥谷津子）は、もともとが家柄を鼻にかける気位の高い女。大学の研究室に勤務している一人息子・知之（大出俊）をともなって、いやいや重成の遺体を引き取りに向かった。淡路島へ到着の夜、心中事件の謝罪にやってきた宮子の長女・晶子（吉沢京子）に、志津は烈火のごとく怒った。【以上、「週刊TVガイド」（東京ニュース通信社刊）1979/01/05-12号より引用】【参考資料：書籍「日本タレント名鑑'81」（1980/12/30、VIPタイムズ社発行）［堂園千秋の項］】