41歳になる家庭の主婦・広瀬典子（中原ひとみ）が、訪問先の知人のマンションで事故に。見知らぬ青年・皓平（斉藤真）と二人だけで、エレベーター内に１時間も閉じこめられてしまったのだ。救出されるまで勇気づけてくれた皓平の人柄が、典子はなぜか忘れられない。典子の一家は、会社勤めの夫・哲郎（高橋昌也）と、大学に通う一人息子・一郎（下塚誠）との三人暮らし。結婚20年目の典子に突然、波乱が訪れた。新宿でスナックを経営しているマヤ（田中真理）という女と、哲郎が浮気をしていたのだ。哲郎の部下の妻に聞きマリの店へいってみたが、浮気の事実は間違いない。哲郎は口では、そのうち別れる、というのだが、関係をたつようすはない。典子の一家は冷たい家庭となった。【以上、「週刊TVガイド」（東京ニュース通信社刊）1979/01/05-12号より引用】【参考資料：書籍「日本タレント名鑑'81」（1980/12/30、VIPタイムズ社発行）［塩沢ときの項］】