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ドラマ 詳細データ波の塔

愛のない夫との生活をあきらめ、ふと知り合った検事との愛に生きようとする人妻の物語。子役として活躍していた竹下景子が本格デビューを果たした作品。冨田勲が音楽を担当し当時アメリカで使用されはじめていた電子音を使ったテーマ音楽を使用したことで反響があったという。「珍しい電子音によるテーマ音楽のことをお話しましょう。電子音というと何か宇宙的な音で、音楽からかけ離れたものを想像されると思いますが、アメリカの電子工学者が身近な音として感じるような音声合成装置を考案したのです。この様々な電子音を、作曲者自身が機械を操作して自分の思うように組み合わせて作るわけですが、ちょうど絵をかくようなもので、録音するテープはキャンバスということになります。昨年の春、銀河テレビ小説<波の塔>のテーマ曲を私は、この電子音で作りましたが、実際の楽器は使用しておりませんし、生の楽器の音を機械に通して変調するようなこともしておりません。純粋な電子音によるものでした。<波の塔>は岡崎栄ディレクターの担当でしたが、音楽について私に「クモの糸を夕日の逆光に当てた、あの異様な光る感じ」と話したものです。このテーマ音楽について、第一回の放送直後、投書がたくさん舞い込み、「何という楽器を使ったのか」とずいぶん問い合わせがありました。楽器による音楽とくらべると、この電子音は、合成による変化も多様で、何百、何千という音を組み合わせて、何百、何千という音を組み合わせて、自由自在に幻想的な曲を作り上げていけるわけで、テーマ音楽などには、もってこいのものかも知れません。【この項、文:冨田勲氏(「グラフNHK」1973年6月号より引用)】」【役名(演技者)】結城絹子(加賀まりこ)、小野木喬夫(浜畑賢吉)、田沢輪香子(山口いづみ)、結城庸雄(神山繁)、田沢隆義(堀雄二)、葛西俊介(柳永二郎)、二宮冴子(草笛光子)、佐々木和子(竹下景子)、吉崎社長(田中明夫)、林弁護士(加藤和夫)、女中(宮内順子)。【データ協力:高校教師】【参考資料:書籍「日本タレント年鑑'70」(1970/06/15、日本タレント年鑑刊行会発行)[高橋ひろ子の項]】
キー局 NHK 放送曜日 月~金 放送期間 1973/04/02~1973/05/11
放送時間 22:00-22:15 放送回数 30 回 連続/単発 連続
番組名 銀河テレビ小説
主な出演 加賀まりこ加賀まり子)、浜畑 賢吉神山  繁堀  雄二山口いづみ竹下 景子石田 信之草笛 光子柳 永二郎美川陽一郎田中 明夫岡本富士太加藤 和夫斉藤 美和樋浦  勉宮内 順子高橋ひろ子未確認1970年版ほかへの出演の可能性あり)、
主な脚本 砂田 量爾
主な演出 岡崎  栄都成  潔
原作 松本 清張「波の塔」
局系列 NHK
制作会社 NHK
音楽 冨田  勲富田  勲…誤り

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