下町中学に通う中学生のひろしは、ある日、一匹のカエルの上にバッタリ倒れてしまう。ところがどっこい、つぶれたはずのカエルは、ヒロシのシャツにはりつき「平面ガエル」となって生きていた!その日からピョン吉は、ひろしのシャツにはりついたまま仲良く暮らすことに。おてんばな京子ちゃん、ひろしの弟分・五郎、番長のゴリライモ、美人のヨシ子先生、南先生に梅さん、教師生活25年の町田先生ら賑やかなキャラクターで、下町情緒もたっぷりにギャグと笑いと涙の物語が描かれる。「週刊少年ジャンプ」連載人気ギャグマンガのアニメ化。原作の人情味に、軽快な会話とテンポよい演出で大人気となった傑作アニメ。ひろしとぴょん吉は無論、五郎や梅さんら魅力的な脇役キャラも大活躍。【以上、ファミリー劇場番組広報資料より引用】原作の吉沢やすみは吉沢京子の大ファンで登場人物の京子ちゃんは吉沢京子がモデルとなっていて、原作のジャンプコミックスの単行本巻末に吉沢京子がメッセージを寄せている。コミカルな展開とともに下町の街並みのただずまいの描写が見事だった。放送回数は103回だが、１回２話放送のため実際の話数は206話。【各回サブタイトル】（特記のない限りすべての漢字にはルビが付されているが記載を省略）第１回「ピョン吉誕生の巻／平面ガエルはつらいよの巻」（1972/10/07放送）、第２回「ひろしのデートの巻／おとこ涙のサングラスの巻」。【役名（声の演技者）】ひろし（野沢雅子）、ぴょん吉（千々松幸子）、五郎（高橋和枝）。【出典：アニメ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成(1)）】【参考文献：書籍・大塚康生著「作画汗まみれ 改訂最新版」（2013/04/10第１刷、文春ジブリ文庫刊）】