捨子の赤ちゃんが巻起こす夫婦の波紋を描く。佐々木康臣（あおい輝彦）は子供がほしくて仕方がないが、妻の友子（山本陽子）はなかなかウンといわない。そんなある日、佐々木家の玄関に生後四、五ヵ月の赤ちゃんが捨てられていた。ところがその赤ちゃんにはよろしくたのむとの康臣あての手紙がそえられてあり、顔も康臣にどこか似ているということから友子はショックで泣きだす始末。近所では康臣がどこかの女に産ませた子だといううわさが広まった。【以上、毎日新聞1972/02/03付より引用】提供：武田薬品（武田薬品工業）。