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ドラマ 詳細データかえだま人生

下積みの漫才師を中心に、大阪天王寺界隈の漫才長屋に住む人々の生活を終戦直後からテレビの台頭期にかけて描く。〝天王寺村〟と呼ばれる大阪ミナミの一角にある芸人長屋を舞台に上方ものに定評のある藤本義一の書き下ろし。主役の立吉に長門裕之がふんするほか、野川由美子、坪内ミキ子、西山嘉孝、殿山泰司、加藤武、芦屋雁平らが出演。ドラマは、極楽トンボこと大越立吉が出征前のコンビで恋人の馬場節との再会を夢見ながら長屋にもどってくるところからはじまる。ところが、節は自分の師匠である由丸の妻となっていた。立吉は愕然とするが、そんなところへ名倉久恵という旧家の若い娘が芸人になりたい一心で家を飛び出してくる。旧家とあっては連れもどしにくること必定。そこで長屋の一同は、立吉とこの久恵を夫婦ということにしてしまえば、無理やり連れ戻すことはないだろうと、立吉を久恵のかえだま亭主にしてしまう――。銀河ドラマ初出演の長門裕之は「自分のもち味をそのまま生かせばいいのでやりやすい」とばかりスタジオで大いにはりきっていたが、終戦直後の食糧難で立吉の長門がブタを買いに出るシーンがあって、スタジオに本もののブタが登場した。なにしろ動物の中でブタはスタジオに入れるといちばんの難物といわれているだけに、おしっこをしたり、ブーブーと鳴きっぱなし。3分のシーンを30分もかかって収録し終えたが、これにはさすがの長門も〝かえだまブタ〟というのは作れないもんですかね」と汗びっしょりだった。【以上、「グラフNHK」1970/11/01号(NHKサービスセンター刊)より引用】この時期の銀河ドラマは「東西芸人模様」の趣きで、本作に続いて東京の下町を舞台に落語家を目指す若者を描いた『求む!人間』が放送された。モノクロ放送。
キー局 NHK 放送曜日 月~金 放送期間 1970/11/09~1970/11/20
放送時間 21:00-21:30 放送回数 10 回 連続/単発 連続
番組名 銀河ドラマ
主な出演 長門 裕之野川由美子殿山 泰司早崎 文司坪内ミキ子西山 嘉孝芦屋 雁平岩田 直二中田 浩二加藤  武中田ダイマル・ラケット西岡 慶子河村 有紀桃山みつる芦屋 凡凡2代目)(中村 朋唯)、小柳 弥栄日高  久
主な脚本 藤本 義一
主な演出 椿  恭造土居原作郎
原作 藤本 義一
局系列 NHK
制作会社 NHK(近畿総局(大阪放送局))
制作 境  正顕
音楽 田中 正史

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