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ドラマ 詳細データ君は海を見たか

平幹二朗がはじめて現代劇で父親役を演じた作品。男やもめの船舶技師(平幹二朗)が息子の不治の病を知り、仕事を捨てて、子どもと残された月日を静かに過ごす、というストーリー。入院中の少年を励ます役でプロ野球・読売巨人軍の長嶋茂雄、王貞治、高橋一三の3選手が出演するというエピソードもあった。大ヒットし、のちに劇場映画化され、さらに1982年には本作の脚本を倉本聰自ら改稿し再びドラマ化された。【小学館「テレパル」85/05/18より一部引用】。カラー放送。「一つの問いかけが、そのまま題名にもテーマにもなっている。驚異的な経済成長をとげ、エコノミック・アニマルといわれる日本の社会に住んで、あなたは子どもを海に連れていくほどの気分的なゆとりがあるか――このドラマは仕事に埋没して、家庭を忘れた男の悲劇を描くもの。増子一郎(平幹二朗)は、海洋開発に寝食を忘れて打ちこんでいる造船技師。家庭は妹・弓子(姿美千子)に任せっきり。そんな男やもめの一郎に、縁談が持ちこまれ、一郎は佳子(野際陽子)を知る。しかし、一郎の長男・正一(山本善朗)には、そんな家庭が無性にさびしい。その正一がある日、不治の病であるジン臓ガンと診断される。第一話から歯ごたえのある、均整のとれたドラマに仕上がっている。この成功をささえた一因は、子役・山本善朗の好演である。表現力が豊かで、孤独な少年の心を見事に表現している。平幹二朗は初めての父親役だが適役。井上芳夫監督の演出も、心理描写に重点をおいており、そのため出演者の演技にも深味が出ている。こういう異色のテーマを、じっくりと追いかけるスタッフの努力には勇気がいる。しかし、その勇気が新しい流れをテレビドラマに導入していることも見のがせない。【この項、読売新聞1970/08/31付「試写室」より引用。(署名:横)】」現存する原盤では第1回~第3回についてはクレジット表示がない。協力:国立埼玉病院泌尿器科(4)(5)(7)(8)、和歌山県(7)(8)、串本町観光協会(7)(8)、串本海中公園センター(7)(8)。提供:カルピス、ハウス食品。
キー局 NTV 放送曜日 放送期間 1970/08/31~1970/10/19
放送時間 21:00-21:56 放送回数 8 回 連続/単発 連続
番組名 ファミリー劇場
主な出演 平 幹二朗(1)-(8)、山本 善朗山本 義朗…誤り)(1)-(8)、野際 陽子(1)(4)-(8)、本郷功次郎(1)(3)-(6)(8)、小栗 一也(1)-(3)(8)、内藤 武敏(2)(4)(7)、寺田  農(2)(5)(6)、姿 美千子(1)-(8)、井川比佐志(3)(5)(8)、高橋 昌也(4)(5)、高林由紀子(4)、松川  勉(4)、勝部 演之(4)、巽  治郎(クレジット表示では「巽」の「己」は「巳」)(4)(5)(7)、下元  勉(5)、早川 雄三(5)(7)、花布 辰男(5)、竹里 光子(5)、松村 若代(5)、三夏  伸(5)、米山ゆかり(5)、塩屋  翼(5)、長島 茂雄長嶋 茂雄)(5)、王  貞治(5)、高橋 一三(5)、下条 正己(7)、平泉  征平泉  成)(7)、中原  健(7)、荒木 健夫(7)、遠藤 祐幸(7)、目黒 幸子井上 幸子)(8)、福田 豊士福田 豊土)、(協力:読売巨人軍(5))
主な脚本 倉本  聰倉本  聡)(4)(5)(7)(8)
主なプロデューサ 大岡 弘光加賀 義二(NTV)
主な演出 (監督:井上 芳夫(4)(5)(7)(8))(助監督:松生 秀二)(記録:鈴賀 慶子
局系列 NNN
制作会社 (制作:大映テレビ室、NTV)
制作 (制作補:永松  仁、中村 良男(NTV))(制作主任:設楽 正之)(進行:菊地  満)(仕上げ進行:北島 貞治)
音楽 西山  登、(演奏:アンサンブル・デリカ)(音響効果:協立音響
撮影技術 中川 芳久、(照明:伊藤 幸夫)(録音:三橋  真日吉 裕治)(編集:本間 元治)(水中撮影:青木 大二(7))(現像所:東京現像所
美術 安倍  衛、(セットデザイン:間野 重雄)(メーキャップ:尾和 弘子)(衣装(衣裳):富士衣裳

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