タイの首都バンコクの日本料理屋に働く日本女性を通して「女の望郷」を描く。「外地の日本料理店で働きながら、生きる幸福をつかもうとしている過去のある女たちの体臭を描いてゆくドラマ。バンコクにロケして、現地のフィルムや写真をふんだんに入れながら、熱風の町での生活のにおいを画面にのせてゆく。現地人役として、ボクサーのイソラサク選手のほか、Ｃ・パヨン、ヌアンスリなど在日タイ国人が出演する。なお、この番組のために作られた主題歌「ためいき」を朝丘雪路が歌う。【この項、読売新聞1963/05/20付より引用】」【役名（演技者）】滝（安井昌二）、稲子（福田公子）、登喜子（角梨枝子）、ナオミ（小林裕子）。