明治初年、長崎の英語塾で実際に起こったエピソードのドラマ化。ある日、町人の子・順吉（杉山光宏）が持っていた、当時としてはきわめて珍しい懐中時計が盗まれた。盗んだ作之進（高宮克弥）は珍しさからほんの出来心だったが、塾内は武士の気風が強く、犯人は切腹をもって罪をつぐなうことを決めてしまった。外人教師（ベイトン・バルモア）は、塾生たちの説得につとめたが、生徒たちは応じない。そこで外人教師は一計を案じた。切腹が作法通りにできるよう練習のため七日間の猶予を提案したのだ。【以上、読売新聞1968/05/05付より引用】【参考資料：webサイト「脚本データベース」（2023/12/23参照、http://db.nkac.or.jp/top.htm）】