「東京ドラマアウォード2018」作品賞・その他部門ローカル・ドラマ賞受賞作品。「予期せぬ妊娠をした女性とお腹の赤ちゃんを救い、特別養子縁組をあっせんするNPO団体「スマイルベビー」代表、奥田貴子（室井滋）が助けたのは野宿をしているという妊娠9カ月の坂本まどか（広瀬アリス）。自販機の下に落ちている硬貨を拾い100円均一で買ったインスタントラーメンを食べ、公園でペットボトルに水を汲み、障がい者用トイレやベンチの上で寝泊まりしていた。しかしまどかは貴子が保護したにもかかわらず、現金欲しさに「産んだ子を養子にすれば出産まで月々15万もらえる」と謳いネットを使ってのあっせんを行う野々垣俊（和田正人）に鞍替えしてしまう。野々垣の金本位で不誠実な姿勢に不安を抱いたまどかは登録を解消したいと願い出るが、解約するなら受け取った金を倍返しするよう迫られ行くあてをなくす。突然姿を消した身重のまどかを案じ、貴子は必死に探し当てる。貴子は野々垣の元に乗り込み、まどかの赤ちゃんを取り戻そうとするが…。そんな折、高校生になった奥田貴子の養女、めぐみ（八木優希）は自分が誰から生まれ、どこから来たのかを知りたいと強く思う。野々垣のネットによるあっせんで、どんな人の元に養子に行くかわからないまどかの赤ちゃんと自分の境遇を重ね、養母貴子にこれまで言い出せなかった生みの母のことを聞こうとするが…。【この項、中京テレビ広報資料より引用】」【役名（演技者）】奥田貴子（室井滋）、坂本まどか（広瀬アリス）、野々垣 俊（和田正人）、川瀬未知（原日出子）、奥田めぐみ（八木優希）、佐藤広子（虻川美穂子）、早川久美（安藤玉恵）、中野香奈（清水くるみ）、高岡悠馬（沖門和玖）、竹中靖男（多田木亮佑）、竹中伸代（伊藤みづめ）。