第１５回新聞週間記念懸賞ドラマの入選脚本。【以上、文：のよりん】「NHKテレビ二十四日夜のテレビ劇場『ブカチャーチャの星』（三原閑作）は、久しぶりに見ごたえある作品だった。ただセットが収容所内と炭鉱の一部に限られていたのでやや単調気味に感じられた。それと班長がジャーナリスト出身でありながら、編集にノータッチだったのも不可解。またソ連の女子が終始無言だったのはいただけない。彼女に人種、国境を越えたヒューマニズムを示してもらえたらもっとこのドラマは引き立ったろうと思った。【この項、読売新聞1962/10/29付「放送塔」より引用（投稿者：長野県・岡田光雄・40歳・会社員）】」