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ドラマ 詳細データテレビ熊本ドキュメンタリードラマ 郷土の偉人シリーズ第25作 合志義塾~カタルパの樹がつなぐ明日~

テレビ熊本では、1993年から、熊本県出身の偉人を発掘、顕彰して後世に伝えようと、毎年ドキュメンタリードラマ形式で特別番組を制作し、九州のフジテレビ系列各局で放送しています。このシリーズは、偉人の出身自治体の顕彰事業として、自治体が企画立案し、弊社が制作、放送しているもので、2017年度は、シリーズ 25作目を迎えます。今回は、1892年、合志郡西合志村黒松(当時)に、農村子弟のための私塾を設立した工藤左一と平田一十、左一と一十に嫁いだそれぞれの妹・工藤ムツと平田スギの生涯を描きます。教育の機会に恵まれない農村子弟のための私塾として合志郡西合志村黒松に設立された合志義塾。1892年(明治25年)女子2人を含む25人の生徒数で開塾しますが、生徒数は増え続け、1949年(昭和24年)の閉塾までの約60年の間に約7000人が学び、1931年(昭和6年)には昭和天皇の勅使を迎えるなど、全国の教育界に名を馳せました。開塾時、工藤左一29歳、その従兄弟、平田一十は28歳。2人は「欧米文化の輸入、文明開化政策が都市偏重であり、国家の基礎たるべき農村が著しく犠牲となり、将来都市と農村の貧富の懸隔が甚だしくなることが社会不安の原因であることを憂慮せられ、農村の振興を強く主張せられていた(引用)」といいます。元々、西合志村(当時)は土地が痩せている上、西南戦争とデフレ対策に打撃を受けていたため、農村の振興により、国家の基礎を盤石にするため、合志義塾を創設したのです。「自由と規律」「子弟同行」などの精神を元に、生徒を5つの学団(グループ)に分け、リーダー(団監)主導で行事を行うなど、英国の名門パブリックスクールに倣ったと言われるユニークな教育方針が評判を呼び、遠くから学びに来る生徒も多数いました。卒業生からは篤農家が誕生し、また、教師・医師・軍人、海外へ進出するものなど、各界の重要人物も多く輩出しています。合志義塾は合志の農業の発展にも深く関わり、地元に愛される学校でした。また、大きな特長の1つが、物質面ではなく精神面の教育に力を入れたことでもありました。現在も、合志義塾の跡には、カタルパの樹(日本名アメリカキササゲ)が植えられています。カタルパは同志社の創設者である新島襄がアメリカから持ち帰ったもので、熊本出身のジャーナリスト徳富蘇峰にその苗が譲られ、大江義塾(熊本市)に植えられたもの。一十は大江義塾に3年間在学し、蘇峰と師弟関係にあり、蘇峰は一十が地元に合志義塾を開いたことを聞きつけ、その苗を合志義塾にも譲り渡ったのです。現在、「文教の地 合志」の象徴として、合志義塾から株分けされた苗が、市内の小中学校にも植えられ、毎年5月になると白い花を咲かせ、農村青年を育てた学び舎の歴史を見守っています。【以上、テレビ熊本広報資料より引用】
キー局 TKU 放送曜日 放送期間 2017/10/29~2017/10/29
放送時間 16:05-17:20 放送回数 1 回 連続/単発 単発
主な出演 陳内  将石黒 英雄中原 丈雄秋山真太郎吉本 実憂坂田梨香子坂元 健児西谷 優人西谷 星七)、鶴  翔麒、(番組ナビゲーター:映美くらら
主な脚本 樋口  徹(FCC)
主なプロデューサ (総合プロデュース:伊藤 典昭(TKU))(プロデューサー:小林 和紘(FCC)、立田 大助(TKU))
主な演出 (総合演出:酒井 麻衣(TKU))
局系列 FNN
制作会社 (制作著作:TKU(テレビ熊本))(企画:合志市)

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