2017年度文化庁芸術祭参加作品。RNB（南海放送）が手がけ、芸術祭賞や放送文化基金賞を受賞したラジオドラマ「赤シャツの逆襲」（1985年、2016年にリメイク）をベースにしたテレビドラマ。「愛媛県松山市を舞台にした、夏目漱石の名作小説「坊っちゃん」。その小説の中で、意地悪な憎まれ役のイヤなやつ"赤シャツ"は、「横地石太郎」がモデルとされている。だが、実際の横地石太郎は至って清廉潔白な人物であった。そう、「坊っちゃん」が発表されて100年以上にわたって、横地石太郎とその子孫はあらぬ汚名をかぶせられてきたのだ。 ドラマは、子孫を不憫に思った横地石太郎（佐藤二朗）が、横地家の誇りを守る為、あの世から甦る。また夏目漱石（筧利夫）も甦り、現代の裁判所で自らの潔白を証明する歴史的法廷闘争コメディ！愛媛じゅうが、日本じゅうが注目するこの裁判。いま、赤シャツの逆襲が始まる！【この項、南海放送広報資料より引用】」データ欄記載の放送日はRNBでの放送。協力：公益財団法人 松山観光コンベンション協会、愛媛県、松山市、まちづくり松山、山口謠司「となりの漱石」、ディスカヴァー・トゥエンティワン、岩波書店、ニュース、BEENS、オランジュジャポン、バウムレーベン、TrinityWorks。撮影協力：東埼玉資源環境組合、愛媛県立とべ動物園、松山大街道商店街振興組合、松山市立子規記念博物館、愛媛県立松山東高等学校、えひめフィルム・コミッション、浄土宗 正林山 徳泉院 林泉寺、樋口歯科医院、草加市立歴史民俗資料館。【演技者…役名［解説］】「●佐藤二朗…横地石太郎［小説《坊っちゃん》の登場人物・赤シャツのモデルとされている男性。“赤シャツ訴訟”の原告］、●筧利夫…夏目漱石［小説《坊っちゃん》の作者。“赤シャツ訴訟”の被告］、●椿鬼奴…松山地方裁判所の裁判官［“赤シャツ訴訟”の裁判長］、●杉作J太郎…三谷［『News Ch.4』のデスク］、●田河也実…横地沙織［横地石太郎の子孫である小学生］、●豊永利行…渡部政和［小説《坊っちゃん》の登場人物・山嵐のモデルとされている男性。“赤シャツ訴訟”の証人］、●天乃舞衣子…“赤シャツ訴訟”に反対の女性、●安藤広郎…高浜虚子［小説《坊っちゃん》が発表された雑誌《ホトトギス》を出版していた俳人・小説家］、●清家夕貴…清家夕貴［南海放送のアナウンサー。『News Ch.4』のキャスター］、●松岡宏忠…松岡宏忠［南海放送のアナウンサー。『News Ch.4』のキャスター］、●星加奈緒…星加奈緒［『もぎたてテレビ』で愛媛県立とべ動物園のキアシガメをレポートする女性］、●白石紘一…白石こういち［『もぎたてテレビ』で愛媛県立とべ動物園のキアシガメをレポートする男性］、●中村時広…インタビューを受ける50代の公務員、●野志克仁…インタビューを受ける50代の会社員、●谷尾桜子…インタビューを受けるフルーツパーラーの店員、●菊原結里亜…インタビューを受けるフルーツパーラーの店員、●桝形浩人…正岡子規［夏目漱石の友人である俳人］、●山下夢実子…インタビューを受ける演劇部の女子高生、●渡部美咲子…インタビューを受ける演劇部の女子高生、●井上侑香…インタビューを受ける演劇部の女子高生、●大野亜香里…インタビューを受ける演劇部の女子高生、●みきゃん…　※愛媛県の公式イメージアップキャラクター。【この項、文：市村靖介】」【データ協力：市村靖介】