第55回ギャラクシー選奨受賞作品。2017年度「東京ドラマアウォード」単発ドラマ部門グランプリ受賞作品。「1942年。小菅刑務所の看守部長・浦田進（ビートたけし）がかつて担当した無期懲役囚・佐久間清太郎（山田孝之）が、秋田で脱獄したとの情報が入る。浦田だけには従順だったが青森でも破獄した危険人物だ。ところが３カ月後、浦田の前に佐久間が現れ横暴な秋田の看守を訴えて欲しいと言い出す。しかし浦田は通報し、佐久間は網走刑務所へ収監される。浦田もまた網走の看守長として転任が決まりーーこうして二人の闘いが始まった。【この項、テレビ東京広報資料より引用】」「『破獄』（テレ東、吉村昭原作、池端俊策脚本）は日々の過酷な囚人生活の状況、脱獄をめぐる駆け引きが描かれるうち、戦争という過酷な時代背景の中で囚人だけでなく看守自身も巨大な監獄の中にいるようなものであることを浮き彫りにしていく。その時代に生まれその時代を生きざるを得なかった人達の魂の呼びのようなものが聞こえてくるような余韻が残る力作であった。【この項、文：古崎康成（雑誌「月刊「ドラマ」2017年８月号掲載より引用）】」協力：オフィス北野。撮影協力：博物館網走監獄、網走刑務所、筑波海軍航空隊記念館、茨城県三の丸庁舎、いらばきフィルムコミッション、今井建設、いしおかフィルムコミッション、アートワークスラパン、うつろ、深谷フィルムコミッション、深谷シネマ、中島建設、東御市役所商工観光課、小湊鉄道、長野県東御市海野宿保存会、長野県諏訪市、平温泉組合、諏訪圏フィルムコミッション、霧ヶ峰高原、NPO法人小山町フィルムコミッション、松本観光コンベンション協会、松本市あがたの森文化会館、松本市歴史の里、神山復生記念館、さがみはらフィルムコミッション、大井川鐵道（大井川鉄道）、北海ホテル、チサンイン深谷。協力：イマジカ、ドルフィンズ、日本映画学校、東映東京撮影所美術部、剣武会、東放学園映画専門学校、インターアクションホースマンスクール。【データ協力：ドリマックス】