1979年のわずかな公開以来、30年以上行方のわからなかった植木等幻の主演作「本日ただいま誕生」。偶然のフィルム発見から、修復・復元作業を進め、昨年の東京国際映画祭にて特別上映されました。そして、戦後70年目の終戦記念日、いよいよ日本映画専門チャンネルにてテレビ初放送をするにあたり、その偶然のフィルム発見から、関係者への取材を経て次々と明らかになっていく驚きの事実を、ドキュメントドラマにして放送します。舞台は、日本映画専門チャンネル編成部。物語は、フィルム缶発見の一報から始まる。主演の編成部員役にはお笑いトリオ“我が家”のメンバーで、ドラマ初主演となる坪倉由幸。その上司と後輩役には螢雪次朗、瀬戸さおり。さらには、かつて植木等の付き人であった小松政夫が特別出演。１本の映画が辿った軌跡を映画専門チャンネル編成部員たちが追っていく中で、少しずつ当時の植木等の思いが明らかになっていきます。【以上、日本映画専門チャンネル広報資料より引用】なお、各種資料では小松政夫が特別出演とされているが、クレジット表示に「特別出演」の付記はなかった。初放送の際は無料のノンスクランブル放送だった。車輌：ドルフィンズ。撮影協力：東京現像所、東京国際映画祭、東映。ロケ協力：葛飾区観光フィルムコミッション、葛飾区立中央図書館、喫茶バロン、五反田文化センタープラネタリウム、COREDO室町、Studio貸屋、studio mon、TOHOシネマズ日本橋、ヴァリエンテバルコ、矢口書店、友愛労働歴史館。書籍・資料協力：朝日新聞社、岩波書店、エディシオントレヴィル、講談社、小学館、時事映画通信社、新潮社、竹書房、中日新聞社、東京新聞、扶桑社、毎日新聞社、洋泉社。【役名（演技者）】藤谷（坪倉由幸）、松井（瀬戸さおり）、宮内（螢雪次朗）、古本屋店主（小松政夫）、植木等［再現］（岩崎泰次郎）、植木徹誠［再現］（植木勝）、小林［再現］（織田冬彦）、東京現像所スタッフ・速水（松井周）、渡辺プロダクション・岡田（鬼頭真也）、東映担当者・田辺（ともさと衣）、元チーフ助監督・村田（坂本あきら）、元マネージャー・小林（川口啓史）。